七夕の歌って歌える?歌詞の意味だけど五色の短冊ってなに?

七夕

もうすぐ
夜空を彩る天空の物語。
「七夕」ですね。

七つの夕と書いて
「たなばた」と読むんですよね。
不思議な気がします。

七夕になると流れてくる曲があります。
知らない子はいないんじゃないか?っていうぐらい
有名な歌ですよね・・・・。

歌詞が難しいようなので説明しますね。

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七夕の歌の歌詞を二番まで!

どんな歌だったかな?
ささのは さ~らさらぁ~~~♪

ぜひ聞いてみてください。
幼いころの無邪気な自分に出会えますよ。

これは「たなばた(さま)」の歌です。

1941(昭和16)年に発表された歌です。

  たなばた(さま)       

笹(ささ)の葉 さらさら
軒端(のきば)に ゆれる
お星さま きらきら
金銀(きん ぎん) 砂子(すなご)

五色(ごしき)の 短冊(たんざく)
わたしが かいた
お星さま きらきら
空から 見てる

  作詞/権藤はなよ 補)/林柳波   
  作曲/下総皖一

 

七夕の歌詞の意味って?

「七夕」
この時期になると幼稚園や小学校で
教えてもらって歌ってる
「たなばた(さま)」

この歌を最初から歌ってみると
歌詞はとても昔からなので
今の子供達にはわからない言葉もありますよね。

歌っている時は程よいリズムと
小さい子供でも覚えやすい短い歌詞。
とてもゆったりと楽しい気分になります。

だけど歌詞をよく聞いてみると
最近ではほとんど使われない言葉が出てきます。
お子さんに聞かれて
答えられない若いママたちもいらっしゃるのでは???

最初に出てくるのは
「のきば」という言葉ですね。
漢字で書くと大人の方はわかりやすいです。

「軒端」になります。軒先(のきさき)の端っこです。
「軒(のき)」というのは 
屋根の下の部分で建物の外側を指しています。
軒先であまやどりをする と使ったりします。
つまり、
この「軒端(のきば)」は屋根の端から出ている部分です。

昔の日本は
今のようなマンションや二階建てではなく
一階建ての平屋がほとんどでした。
その家の軒先や縁側に
竹の笹を飾っていたんでしょうね。

軒先で風にゆられてさらさらと揺れる様を
眺めて楽しむ様子を表してますね。

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一番の歌詞の最後の
「金銀砂子(きんぎんすなご)」という言葉
金銀はお金や小判を
星がきらめく様(さま)に喩えて
夜空を見上げてようです。

砂が出てくるのは
天の川の周りを砂が埋め尽くしているイメージで
きらきらと輝く星をすべて、
金・銀・砂と見立てているんでしょうね。

今のようにロケットで月に行く時代ではないので
夜空や星にはロマンがありますよね。

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七夕の歌詞で五色の短冊(ごしきのたんざく)って何?

二番の「五色の短冊」
「ごしきのたんざく」と読みます。
小学校のころクラスの男子が
「ごしょくの短冊♪」と大きな声で歌ったのを数十年経っても思い出しますね^^

五色と書いて「ごしき」と読みます。漢字で書くと意味がわかりますね。

五つの色の短冊です。

七夕飾りの代表格は短冊ですが
日本で「たなばた」の行事が始まったころは
紙ではなく糸を飾っていました。

紙は今と違って庶民にはなかなか
手に入らなかったのです。

この五色の糸飾りが
短冊となって歌詞に残っています。

五色と言われたら気になりますよね。
どの色が五色なの?

この「五色(ごしき)」は、
中国の陰陽道から生まれた「五行説」に由来しています。
自然界に関係する
森林・火(陽)・土地 ・金属・海(水)を色で表したものが
「青」・「赤」・「黄」・「白」・「黒」です。

それぞれ、
青は木々の緑「木行」、
赤は炎・太陽の「火行」、
黄は大地(地球)の「土行」、
白は土中にある鉱物や資源「金行」、
黒は命をつかさどる水(海・川・雨)の「水行」を表しています。

最近の有名なアプリゲームでも
この五行に関する色で
キャラクターが決められていますね。

人として持っていたい色の五色を
五徳(ごとく)とも表しています。

ただ飾りに黒を使うことが無くなり
代わりに高貴な色・最上の色(冠位など)の
「紫」を加えるようになりました。

ただし、従来の黒を入れている地域もあります。
 
貴族や高貴な方の風習の際には
「絹の糸」が使われていました。
漢詩・絵画を飾ったりして
演奏も行われていました。

七夕がだんだん庶民の風習になり始めたころには
やっと手に入り始めた
紙の短冊になっていきました。

俳句や和歌を書いていたものが
いつしか願い事を書くようになったのです。
庶民は願い事がたくさんありますからね。

まとめ

願い事書きましたか?

迷信かもしれませんが
夢がありますよね。

彦星と織姫が
一年に一度会える日。
ロマンチックです!

二人が逢える事と
私の願い事が叶うよう
大きな声で七夕の歌を歌いながら
夜空の向かって祈ります。

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