ワンピース77巻時点で王下七武海のメンバーは最強か??
この記事では「ONE PIECE」に登場する海賊、
王下七武海とは???
まずは王下七武海とは何なのかというと、
簡単に言うと世界政府より
略奪行為を許可された7人の海賊のことで、
世界史が好きな人には「私掠船」
(プライベーティア)と言うと分かりやすいかもしれません。
政府は海賊たちへの抑止力として組織したようですが、
その多くが政府の
言うことを聞かず、
それどころか陰で犯罪行為を行っている者もいます。
次に七武海に選ばれた海賊たち
(77巻時点)をそれぞれ詳しく見ていきたいと思います。
≪目次≫
ジュラキュール・ミホーク
元懸賞金:不明
異名:鷹の目
世界最強の大剣豪で、ゾロが目標としている人物。
最上大業物12工の1振である黒刀「夜」を所持している。
世界最強の名は伊達ではなく、首領(ドン)・クリークの巨大ガレオン船を
ぶった切ったり、銃弾を剣の切っ先でそっと受け流すと言った芸当を見せた。
マリンフォード頂上決戦では、白ひげ海賊団5番隊隊長「花剣のビスタ」と互角に渡り合った。
普段はクライガナ島シッケアール王国跡地の城に住んでおり、
くまの能力で飛ばされてきたゾロに、野心に勝るものを見つけたと
2年間剣の稽古をつけた。
ドンキホーテ・ドフラミンゴ
元懸賞金:3億4000万ベリー
異名:天夜叉、ジョーカー
ドンキホーテ海賊団の船長にして、ドレスローザ国王。
闇の仲買人(ブローカー)としての一面もあり、
2年前はシャボンディ諸島の
人身売買に関わっていたほか、
元政府の科学者シーザー・クラウンの
毒ガス兵器開発や
人造悪魔の実「SMILE」を生み出す薬品
「SAD」の製造を陰で補助していた。
800年前世界政府を設立した20の王族のうちの1つ、
『ドンキホーテ一族』の末裔。
つまり、彼は元天竜人ということになる。
33年前、彼の父「ドンキホーテ・ホーミング」が
人間らしい暮らしのために
天竜人の資格を放棄したのだが、
天竜人に恨みを持つ人間たちから地獄のような
迫害を受け、母を病気で失い、
10歳のころに父を殺害した。
父の首を持ち聖地マリージョアへ戻ったが、
彼が二度と天竜人になることは許されなかった。
それ以来彼はこの世界を壊すことを決意した。
23年後(今から10年前)、
天竜人への貢ぎ金である「天上金」の輸送船を襲撃し、
政府を脅すことで七武海になった。
天竜人の資格は失ったものの、
七武海脱退を「誤報」としたり、
最強の諜報機関CP-0を動かすなど
ある程度の権利は残っている様子。
バーソロミュー・くま
元懸賞金:2億9600万ベリー
異名:暴君
かつて海賊として暴虐の限りを尽くした男。
七武海で唯一政府の言いなりに動く男だが、
麦わらの一味を助けるなど、謎の行動も多い。
実は政府の天才科学者Dr.ベガパンクの改造手術を受け、
パシフィスタ第1号PX-0となり、
マリンフォード頂上決戦の時点で
人格を完全に失ってしまった。
革命軍の幹部の一面もあり、
2度にわたって麦わらの一味のピンチを救った。
革命軍のリーダーであり、
ルフィの父でもあるドラゴン、
そして彼のもとで2年間修業をした
ニコ・ロビンは
くまがパシフィスタになった経緯を知っているようだが…?
ボア・ハンコック
元懸賞金:8000万ベリー
異名:海賊女帝、蛇姫
女性しかいないアマゾン・リリーの皇帝で、
世界一と称される絶世の美女。
その美しさを武器に、
老若男女問わず多くの人間を魅了する。
かつては妹と共に
天竜人の奴隷だった経歴のせいでかなりのわがまま。
海兵やニョン婆の言葉には一切耳を貸さなかったが、
自身が元奴隷であっても差別しない
寛容なルフィにほれ込み、
自分の立場を押してでも彼をサポートしたり、
自分の結婚生活を妄想したり
プロポーズと勘違いしたりと完全に恋する乙女と化している。
だが当の本人は「結婚はしねえ!」とバッサリ。
元天竜人のドフラミンゴのことはどう思ってるんだろうか…?
トラファルガー・ロー
元懸賞金:4億4000万ベリー
異名:死の外科医
ルフィと同じ『最悪の世代』出身で、
海軍に海賊の心臓を100個届けた
「ロッキーポート事件」の首謀者。
北の海フレバンスの出身で、
珀鉛病を患っていた。
全てをぶち壊したいと
ドンキホーテファミリーの一員になるが、
彼の本名を知るや
コラさんことロシナンテとともにファミリーを脱出。
オペオペの実を手に入れ、
珀鉛病を治療する力を得るが、
全ての企みを知ったドフラミンゴによって
コラさんは殺害され、
彼の本懐を遂げるため
ルフィと同盟を組みドフラミンゴと激突。
本名は「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」。
「D」は隠し名で、「ワーテル」は忌み名。
名前はおそらく「トラファルガーの海戦」と
「ワーテルローの戦い」
(いずれもナポレオンが敗北した戦いとして有名)
+海賊エドワード・ローから来ていると思われる。
バギー
元懸賞金:1500万ベリー(2年前時点で)
異名:千両道化
初登場時は東の海を拠点とした海賊で、
どういうわけかルフィと絡むことが多い。
オレンジの町、
ローグタウンを経てグランドライン入りするが捕まり、
インペルダウンでルフィとまさかの再会。
ともにマリンフォード頂上決戦に向かうが、
そこで元ロジャー海賊団の
乗組員だということが知られてしまう。
(実際は見習いではあるが。)
そして2年後にはその経歴により七武海入りし、
さらに海賊派遣組織なるものの
総帥にまで就任し、
『伝説を生きる男』と称されるまで大出世した。
戦闘能力もそれなりにあるのだが、
天性ともいえるカリスマ性の持ち主で
自分よりも懸賞金の高い囚人たちを
いとも簡単に従えている。
彼の快進撃はどこまで続くのか、
非常に楽しみである。
例の男(正式名称不明)
元懸賞金:?
異名:?
現在の七武海の中で、
唯一名前やその他情報が明らかにされていない。
だが9年前、
当時海軍大将だった「黒腕のゼファー」の右腕を切り落とし、
乗組員だった海軍学校の生徒をみな殺害したことが
劇場版で明かされている。
そして8年後(今から1年前)、
彼が七武海入りしたことでゼファーが新世界を滅ぼす
きっかけを作った男でもある。
次は除名、称号剥奪された、いわば元七武海の紹介です。
サー・クロコダイル
元懸賞金:8100万ベリー(2年前時点で)
異名:なし
アラバスタ編にて初めてルフィと対決した七武海。
その圧倒的な強さに衝撃を受けた読者も多いことだろう。
自然系の能力者故覇気をまとわないとダメージを与えられない。
液体に触れると能力を封じられ、
2戦目ではその弱点をつかれるも
逆に水分を搾り取ることで逆転した。
七武海という地位を利用し
秘密犯罪会社バロックワークスを結成し
アラバスタ王国乗っ取りを企てたが
ルフィら麦わらの一味により阻止される。
全ての罪が明らかになり、
称号剥奪とともにインペルダウンに投獄されるも、
エース救出を目指すルフィとともに脱獄。
マリンフォード頂上決戦の後には
ダズ・ボーネス(かつてのMr.1)とともに新世界へと進出する。
革命軍幹部のエンポリオ・イワンコフに
ある弱みを握られており、
ファンの間では
「もともとは女だったのではないか」という噂が流れている。
ジンベエ
元懸賞金:2億2500万ベリー(七武海加盟時点で)→4億以上
異名:海侠
魚人海賊団の船長でジンベエザメの魚人。
名前が登場したのは8巻と早いが、
姿を現したのは54巻とかなり遅い。
自分の故郷である魚人島を
守ってもらった白ひげに恩義を感じており、
マリンフォード頂上決戦で
白ひげと戦うことを拒否したため
インペルダウンに投獄された。
その後はエース救出にやって来たルフィと行動を共にし、
エースの死により精神が崩壊したルフィを守り抜いた。
エースを失くし自暴自棄になったルフィを立ち直らせるなど、
2年後のルフィの成長に重要な役割を担っている。
七武海脱退後は魚人島から離れて暮らしていたが、
ホーディー・ジョーンズ率いる
新魚人海賊団と対決し、これを撃破。
ルフィに仲間になってくれと言われるが「今は無理」と答える。
全ての仁義を貫き通して
スッキリしたら一味に入ろうと言っているので、
彼が10人目の仲間になる可能性は高い。
現在短期集中連載に登場している。
マーシャル・D・ティーチ
元懸賞金:0
異名:黒ひげ
ルフィのラスボス候補にも選ばれている最強最悪の海賊。
かつては白ひげ海賊団の2番隊に所属していたが、
自身の計画のために
必要なヤミヤミの実を、
4番隊隊長サッチが手に入れたため彼を殺害し
実を奪った。
チョッパーの故郷ドラム王国を滅ぼしたのち、
空島編で
七武海になるためにルフィの首を取ろうとしたが、
突き上げる海流に巻き込まれ失敗。
次はW7にいるルフィを狙うが、
彼を追ってやってきたエースと
バナロ島で激突、
勝利しマリンフォード頂上決戦のきっかけを生み出した。
七武海入りした後は、
その地位を利用してインペルダウンに潜入し、
レベル6の囚人たちの中から殺し合いをさせて生き残った者、
そして雨のシリュウを
彼らの仲間に加えた。
瀕死の状態の白ひげの前に現れ殺害した後、
彼の死体から
グラグラの実の能力を奪い取った。
どうやって白ひげの能力を奪い取ったのか
(これもヤミヤミの実の能力か?)
またなぜ悪魔の実の能力を2つ持てるのかは現時点では不明。
(マルコ曰く「体の形が異形」らしい。)
頂上戦争終結後は
瞬く間に白ひげの縄張りを制圧し、
四皇の1人となった。
また近頃は悪魔の実の能力を次々と奪う
『能力者狩り』に奮起しているらしい。
ここから先の話でルフィとどういう風に絡むのか、
非常に楽しみである。
ゲッコー・モリア
元懸賞金:3億2000万ベリー
異名:なし
ゴースト島(アイランド)ことスリラーバークの主。
「他人の力で海賊王になる」と豪語するほどの他力本願主義。
かつて四皇の1人「百獣のカイドウ」に敗れたことがある。
(ここら辺の情報はメディアによっていろいろ異なる)
新世界似て有能な部下をすべて失った経験から、
いくらでも代わりのきくゾンビに全てを任せ、
自分は見守るだけという考えに至った。
しかし弱いというわけではなく、
ルフィに無理をさせるほどとんでもない実力を持つ。
ルフィに敗北したのち、頂上戦争に参加。
だが戦争終結後、
ドフラミンゴとセンゴクより上の人物(五老星?)により始末されそうになる。
その後は姿を消し、
(おそらくアブサロムの能力によるものと思われる)
小型スリラーバークに乗り新世界を航海している。
彼の部下の1人アブサロムは2年後に
フリーライター「アブサ」となりスクープ記事を多数出している。
以上で七武海の簡単なまとめ。
ですが、それは77巻時点での話。
新大将藤虎が言っていた
「七武海制度の完全撤廃」が実現すれば、
ワンピースの世界の情勢が
大きく変わることは間違いないでしょう。
彼の提案は可決されるのか
そして七武海がなくなった時、何が起こるのか…?