山極(やまぎわ)勝三郎が幻のノーベル賞!うさぎでガンを作る?wiki風プロフと経歴は?【10月10日歴史秘話ヒストリア】


2018年10月 京都大学高等研究院特別教授の本庶佑(ほんじょ・たすく)さん(76)が、ついにノーベル医学生理学賞に選ばれた。がん細胞を攻撃する免疫細胞にブレーキをかけるタンパク質「PD-1」を発見したことである。なんとその約100年前に人口でがんを発生させノーベル賞にノミネートされていた日本人がいました。残念ながら世間ではほとんど知られていません。人工で癌を作ることができるなんてびっくりです。なぜノーベル賞がいただけなかったのでしょうか?

スポンサーリンク

山極(やまぎわ)勝三郎が幻のノーベル賞

江戸時代の末期、長州藩、薩摩藩が明治維新を企てようとしていたころ生を受けた山極勝三郎(やまぎわかつさぶろう)
山際なら読めますが・・(苗字が読めませんでした)

wiki風プロフと経歴は?

山極 勝三郎は、日本の病理学者。
人工癌研究のパイオニア

生年月日: 1863年2月23日
生まれ: 長野県 上田市
死亡: 1930年3月2日, 東京都
学歴: 東京大学
受賞: 日本学士院賞

大政奉還が1868年、なんだか歴史を感じますが教科書にもお名前が出てなかった気がします。
数回ノーベル賞の候補に挙がりましたが落選。

山極 勝三郎はうさぎでガンを作る?

環境が、がん細胞を作る。ガンが人工的に作れるならガンを治すことができると山極は考えていました。
当時煙突の掃除夫に多く皮膚ガンが発生していることに気づいた山極は体の表面にに関連すると考えました。

ウサギの耳に数年間コールタールを塗り続けました。ネズミだと耳が遠い小さく硬いからです。ついに人口ガンを発生させることに成功しました。

スポンサーリンク

山極 勝三郎はなぜノーベル賞が取れなかったのか?

世界的な業績でノーベル賞は確実だと評されました。ですが1926年にヨハネス・フィビゲルがガンの原因を特定したとしてノーベル生理学・医学賞が与えられました。フィビゲルの研究発表の方が早かったのですが、ガンのl原因だとしたのは寄生虫でした。のちに間違いとされています。

それよりも大きな原因は時代錯誤とでも言いましょうか、今もはびこっている人種差別という説がささやかれています。時代背景には植民地保有国、白人至上主義が横行していましたので、まだまだ東洋人、日本人にはノーベル賞は早いということだったのでしょうか?
悔しいことですね。

山極勝三郎の生涯が映画化

2016年に遠藤憲一が主役で偉大なる日本人として映画化されています。

引用元:映画.com

山極 勝三郎は俳句も残す

大変病弱な彼の元気の素は研究はもちろんのこと俳句を詠むことだった。がんの研究をしているにもかかわらず愛煙家でたばこをなかなかやめれない苦悩を句に残している。

『曲川句集』
子供を亡くし悲劇にも見舞われているときに詠まれた句

を(お)しみても また惜しみても帰り来ぬ 昔とおもい あきらめよ君

さいごに

今夜、歴史ヒストリアに取り上げられる日本の偉人山極 勝三郎
なぜノーベル賞が幻になったのか?真実が明らかになるのでしょうか?研究に一生をささげた功績が没後に評価されることは多い。

でも生きてるうちに世間から感謝され評価されるノーベル賞であってほしいなぁ。

スポンサーリンク

おすすめの広告
おすすめの広告
関連コンテンツ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
記事下
スポンサーリンク