大坂なおみのラケットメーカーとサーシャ・バインコーチと運命の出会いが優勝のカギ【中居正広スポーツ】

大坂なおみが全米オープンで使ったラケットは部活で高校生が使うような普通のラケット!選手たちはみんなカスタマイズして使うのになんと市販されてるんです。

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大坂なおみが使ったラケット

YONEX TENNIS ヨネックステニス
EZONE98
33000円(税抜き)ガットもポリエステル、ナイロン

驚きですね。

カスタマイズなし

まさに弘法は筆を選ばず!ですね。うちの息子が使ってるのより安いかも??(笑)

大坂なおみさんのカリスマコーチが優勝を引き寄せた

2018当初の世界ランキングが68位だった彼女が最新で19位。この急上昇した影には、今季からの新コーチの指導が大きく影響していることは間違いないですね。

我慢マインドを教えたカリスマコーチは運命の出会い

サーシャ・バイン氏(33)ドイツ出身

大坂なおみは常にメンタルが弱くすぐにキレやすい性格だった。パワーはあるが我慢するプレーができず、少しでもうまくいかなくなるとラケットを投げつけたり感情のコントロールができなかった。ミスを連発すると自暴自棄になる。チャンスが見なくなるということも多くあった。

新コーチのサーシャはネガティブな大坂をどんな時もとことんポジティブに言葉で励ましていった。
今回の決勝でもほぼアウエー状態の中、決勝相手のセリーナ・ウィリアムズ選手が警告を受け海上の空気も悪い中、自分軸を保っていた。

日頃のコーチの指導のたまものである。

運命の出会い

昨年のシーズンオフにサーシャコーチの携帯が鳴った
「大坂なおみのコーチを探している」

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サーシャコーチの信念は選手の掛け持ちをしないということ。前選手の契約が2日前に切れたばかりだったから本当に運命としか言いようがないですよね。

イケメンですよね~ドイツ生まれのセルビア人
1984年10月4日生まれの33歳
です。

コーチングした選手は世界一位になるというカリスマコーチ
驚いたことに大坂なおみ選手の決勝戦の相手セリーナ・ウィリアムズ選手のヒッティングコーチも数年間勤めていたんです。

テニスのスキルではなくメンタルが非常に弱かった大坂なおみ選手にポジティブに声をかけ続けます。どんなときにも「大丈夫、やればできる」

いつもそばにいてくれて応援してくれる頼もしいコーチ。特に大坂選手はまだ若干20歳。素直な部分がたくさんあるのでどんどんポジティブマインドを吸収していけたんでしょうね。

皮肉なことに決勝戦ではセリーナが平常心を失って審判に暴言を吐いたりテニスラケットを破壊したりと精神面の弱さを露呈しました。メンタルが崩れていました。

試合が始まればコートの中では一人です。今回のブーイングの嵐の中での決勝戦、常日頃の精神力がものを言うんでしょうね。

「大丈夫、なおみならできる」常に寄り添って励ましてくれる応援してくれたバインコーチ。私だけの応援団ってうれしいですよね^^二人三脚でつかみ取った全米オープンの優勝カップですね。

二人の罰ゲームが話題に

なおみ選手とコーチが試合をして負けた時の罰ゲームがユーチューブでも話題になっています。

なおみが負ける→渋谷で人が見ている前でブレイクダンス
コーチが負ける→苦手な納豆を食べる

ブレイクダンスというのは人前でやると度胸が尽きます。数千人の前でプレーをする大坂選手には最高の罰ゲームです。
ちなみに納豆を口にしたバインコーチは真っ青な顔をしてバスルームに駆け込んでいました(笑)

大坂なおみ選手全米オープン優勝で海外の反応は?

異様な会場の雰囲気でブーイングの嵐の全米オープン決勝戦でした。海外のメディアの報道は気になりますね。

「みんな彼女(セリーナ選手)を応援していたのを知っています。こんな終わり方ですみません。ただ、試合を見てくれてありがとうございます。本当にありがとう」

せっかく優勝したのに可哀そうでいたたまれないような大坂選手の発言でした。
米国メディアの「ニュースポスト」は「全米オープンが大坂なおみ選手にしたことは恥ずべきことだ」と伝えた。

さいごに

インタビューや出会った人に聞くと本当に気さくな性格の大坂なおみさん。コートの中と外ではシャイな感じが全然違うんですね。コーチのお話は「エースをねらえ」の宗像コーチを思い出してしまいました。出会いって本当にタイミングというか神様の采配だなって思います。

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