令和仮面ライダーシリーズ|記念すべき第1話の怪人まとめ
ついに始まった令和仮面ライダーシリーズ第6作「仮面ライダーガヴ」。
お菓子というポップなモチーフと相反するようなハード且つシリアスなストーリー、これまで以上に仮面ライダーを意識した設定などで、第1話放送後でありながら早速多くの視聴者の心を鷲摑みにしています。
思えば、仮面ライダーシリーズが平成から令和へと移って早くも6年目。 数多くのライダーや敵怪人が登場し、幾度となく激戦を繰り広げていきました。
今回はその中で、記念すべき第1話に登場した怪人についてまとめてみました!
ヒマつぶしがてら、ぜひ最後までご覧くださいませ。
ベローサマギア
仮面ライダーゼロワン第1話「オレが社長で仮面ライダー」に登場した怪人。 記念すべき令和ライダー怪人第1号でもある。
お笑い芸人型ヒューマギア「腹筋崩壊太郎」が無理やりゼツメライザーを装着されたことで滅亡迅雷.netに接続、ベローサゼツメライズキーをゼツメライザーにセットすることでマギア化した。
絶滅種「クジベローサ・テルユキイ」のロストモデル(データイメージ)によって各部が強化され、巨大なカマキリのような頭部を持つ。
両手に構えた鎌「トガマーター」を武器とし、緑色の発行斬撃を飛ばして攻撃する。
また、有線接続によりほかのヒューマギアに暴走プログラムをインストール、トリロバイトマギアに変貌させる能力も持つ。
その後はインストールされた暴走プログラムに従い、遊園地に遊びに来た人間を襲う、従業員ヒューマギアへハッキングしトリロバイトマギアに変えるなどして暴れまわる。
その後、園長の根津光彦の「みんなが笑顔になれる遊園地を作りたい」という夢をあざ笑ったことで飛電或人の怒りを買い、彼が変身する仮面ライダーゼロワンと交戦。
トガマーターによる斬撃で攻撃するも徐々に圧倒され、最後はゼロワンのライジングインパクトを受け破壊された。
素体となった腹筋崩壊太郎及びベローサマギアの声を演じたのはお笑いタレントのなかやまきんに君。
第1話のゲストキャラでありながら、人々を笑顔にし自我が芽生えたものの無理やり怪人化され破壊されたそのショッキングな最期は、視聴者に絶大なインパクトを残した。
その後腹筋崩壊太郎は復元され、スピンオフや映画「REAL×TIME」に再登場した。
それだけでなく、演じたきんに君本人が腹筋崩壊太郎として吉本新喜劇に出演するというまさかのコラボが実現した。
腹筋崩壊太郎はゼロワン世界だけでなく、現実世界の我々も笑顔にしたのだった…
ゴーレムメギド
仮面ライダーセイバー第1章「はじめに、炎の剣士あり。」に登場した怪人。
幹部メギドのレジエルが「岩石王ゴーレムアルターライドブック」から生み出した、幻獣ジャンルのメギド。
ろくろ状の頭部を巨大な手が鷲摑みにしているという奇怪な姿をしている。 この巨大な手を飛ばして攻撃することもできる。
戦闘の際は岩石や土を自在に操り、それらを纏うことで巨大化することもできる。
また、メギド共通の特徴として元となったアルターブックが無事ならば何度でも復活できる。
レジエルの手によって生み出されるとブランクライドブックの力で現実世界とワンダーワールドをつなぎ侵食していった。
その後新たなアルターブックを生み出すべく破壊活動を進める中、本の力を悪用する神山飛羽真と対峙。
最初は普通のホモサピエンスである飛羽真を軽くいなしていたが、飛羽真の思いに呼応するかのように炎の聖剣が出現。
炎の聖剣を引き抜いた飛羽真は仮面ライダーセイバーに変身、戦闘となる。
岩石を飛ばす攻撃をするも回避され、最終手段として岩を取り込んで巨大化。
巨体を生かした攻撃で叩き潰そうとするも、セイバーの必殺技「火炎十字斬」を受け倒された。
ゴーレムメギドが倒されると同時に、侵食された世界も元に戻った。
その後、第3章の冒頭や剣士列伝「an episode of 仮面ライダースラッシュ&バスター」などにも登場した。
マンモス・デッドマン
仮面ライダーリバイス第1話「家族!契約!悪魔ささやく」に登場した怪人。
死刑囚の原田智之が、マンモスプロトバイスタンプを押印されたことで誕生したフェーズ1のデッドマン。
緑色の悪魔が黄色の折り紙で折ったマンモスのようなアーマーを装備した姿をしており、巨大な牙の破壊力を倍加させる突進能力や長い鼻を鞭のように振り回しての薙ぎ払いやブレス攻撃が武器。
五十嵐大二の出席したフェニックスの任命式をデッドマンズ幹部とともに襲撃。 アクシデントにより門田ヒロミから生まれたレックス・デッドマンと共に人々に襲い掛かったところ、家族を守ることを決意した五十嵐一輝がリバイスドライバーを装着、彼が解放した悪魔バイスと共に仮面ライダーリバイ&バイスに変身。
2人の連携に圧倒され、レックス・デッドマン共々スタンピングフィニッシュを受け倒された。
レックス・デッドマン
仮面ライダーリバイス第1話に登場したもう1体の怪人で、フェニックス司令官の門田ヒロミから生み出された悪魔。
茶色い毛におおわれた悪魔が赤い折り紙で折られたT-レックスのアーマーを身に着けた姿をしており、口から吐く炎や巨大なあごでの噛みつきを武器にまさに暴君のごとく暴れまわる。
フェニックス任命式を襲撃したデッドマンズに対抗するため、門田ヒロミが咄嗟にリバイスドライバーで変身しようとするも失敗、逆にレックス・デッドマンを生み出してしまった。
マンモス・デッドマンと共に暴れまわったが、家族を守るべく一輝が変身した仮面ライダーリバイと、彼の悪魔バイスが変身する仮面ライダーバイスに圧倒され、マンモス・デッドマンともども倒された。
スラグフォートレスジャマト
仮面ライダーギーツ第1話「黎明F:ライダーへの招待状」に登場した、ジャマトと呼ばれる怪人の1種。 城ジャマトとも呼ばれる。
ラスボスジャマトの1種で、本編開始前から進んでいたデザイアグランプリ(デザグラ)の最終ゲームで登場。
背中に天守閣を構えた巨大な藍色のウミウシのような姿をしており、圧倒的な攻撃力で蹂躙するその姿はまさに飛行する巨大要塞。
体からは無数の触手が伸び、豪徳寺武/仮面ライダーシローを一撃で脱落に追い込むほどの威力を誇る。
更にその外皮は一切の攻撃を受け付けない鉄壁の防御力を誇り、攻守ともに隙の無い無敵のオブジェクトとして君臨している。
しかし、デザグラにおいて無敗神話を築き続けている浮世英寿/仮面ライダーギーツは、外側からではなく内側から攻めるという発想の転換で、ブーストライカーに乗り城内に進入。
そして、ギーツの必殺技「マグナムブーストグランドビクトリー」をうけ、内側から破壊された。
これによりギーツがハイスコアを獲得、デザ神となったことでジャマトにより破壊された世界は作り替えられ、生まれ変わった新世界で新たなデザグラが幕を開けることとなる。
マンティスマルガム
仮面ライダーガッチャード第1話「ガッチャ!ホッパー1」に登場した怪人。
冥黒の3姉妹の1人クロトーが、インセクトケミー「カマンティス」を取り込み変化したマルガム。
無数のカマキリの鎌を銀色の包帯で拘束したような外見をしている。
カマキリらしく両腕の鎌による斬撃が武器で、3姉妹の中でも好戦的で戦闘能力の高いクロトーが変貌したこともあり円刃状の斬撃を飛ばすなどパワーアップしている。
一ノ瀬宝太郎の持つガッチャードライバーを強奪すべくクロトーが変貌すると、鎌による斬撃で圧倒するも、ホッパー1とスチームライナーのカードで宝太郎が仮面ライダーガッチャードに変身。
ライダーになった宝太郎に圧倒されていき、最終的にはスチームホッパーフィーバーを叩き込まれ敗北。
撃破後、分離したカマンティスは宝太郎の手でガッチャ(回収)された。
22話ではファイヤーガッチャードから奪い取ったクロトーが再び変化。
クロトー自身がグリオンの手によってパワーアップした影響で体中の包帯が金色になっており、ただでさえ高い戦闘力がさらにアップしている。
一度は仮面ライダーヴァルバラドに倒されるも、今度はエンシェントケミー「サーベライガー」も共に取り込み、属性の垣根を超えた多重錬成を果たしたマンティスマルガム(サーベライガーミクスタス)となった。
グラニュート・ハウンド
仮面ライダーガヴ第1話「おカシな仮面ライダー!?」に登場する、異世界からやってきた怪物グラニュートの一種。
その名の通り猟犬を彷彿とさせる外見で、鋭い爪や牙、猟犬特有の俊敏性が武器。
更に4足歩行形態になることで俊敏性が増し、最高速度で疾走することができる。
人間界では眼鏡をかけた男性の姿に化けており、闇菓子欲しさに幸せな人間をヒトプレスにしストマック家に献上している。
更に闇菓子をゲットすべく、海外から帰ってくる母親を待つ少年廣井始をターゲットに定め襲撃するも、自分を拾って面倒見てくれた始を守ろうとするショウマに阻まれる。
最初は戦う力を持たないショウマを一方的に甚振っていたが、彼の眷属であるポッピングミゴチゾウの力で仮面ライダーガヴに変身すると次第にその戦闘能力に翻弄され始める。
その戦闘中に始の母親からガヴ共々怪物呼ばわりされたことをあざ笑っても、ガヴ本人は意に介さず圧倒し続ける。
ガヴに勝てないと判断したハウンドは四足歩行形態となり逃亡を図るが、グルキャンバギーを駆るガヴと街中で激しいデッドヒートを繰り広げた末に激しい攻撃を食らう。
ガヴから「二度と闇菓子に関わらないか、今ここで倒されるか」という最後通告を突きつけられても怯むことなくガヴを倒そうとするが、キッキングミゴチゾウの力で発動したキッキングミキックを受け倒された。
ハウンドの人間態及び声を担当したのは、ラーメンズの片桐仁さん。 ライダー怪人を演じるのは、仮面ライダーW(2010年)に登場した伊刈/コックローチ・ドーパント以来となる。
劇中でかけている眼鏡は、Wに出演したときのものと同じとのこと。(公式サイト&Xへの本人の投稿より)
まとめ
以上、ゼロワンからガヴまでの第1話に登場した怪人をまとめました。
仮面ライダーの第1話というのはその作品のイメージを決定づける大事な回なので、ライダーはもちろんのこと怪人の方も初お披露目になります。
今回紹介した1話怪人はいずれも初登場ながらそれぞれの作品の特色が色濃く出ていて、ライダーと共にその活躍が印象に残りやすい怪人たちばかりだと思います。
ライダー世界を彩る怪人たち。 これから先、いったいどんな魅力的な怪人が登場するのでしょうか?