赤ちゃんのあせもととびひの違いは?気になる予防と対策
赤ちゃんのお肌ってプニュプニュしていていつまでも触っていたくなりますよね。あのプニュプニュの元は水分量と皮下脂肪の量です。
赤ちゃんの皮膚の厚みは大人の半分から3分の1ぐらいで大人と違って、あまりいろんな刺激も受けていないので傷がつきやすかったり、乾燥しやすかったりします。
だからお肌に傷が付いたり乾燥する事で病気になりやすいです。代表的なものでお母さんが悩むのがとびひなの?・あせもなの?です。
昔のように身近にお年寄りが居れば相談もしやすいけど親とは別居、ご近所にはなんでも相談できる年配の方がいないご主人は仕事仕事・・・・
お母さんは子育ての経験も浅いので一人で痒がっている子供を見てあたふたあたふた・・・
そんな時に、”あせもとは?””とびひとは?”がわかれば少しは落ち着けますよね。
子供は敏感なので、お母さんが慌てると子供も不安になってかゆみが余計に増してくることが多いです。
≪目次≫
簡単に分かる赤ちゃんのあせもととびひの違いは?
おおざっぱな違い見分け方ですが
・範囲が広がるのが ”とびひ”
・脇の下とか柔らかいところにだけできるのが ”あせも”です。
(赤ちゃんは全身が柔らかいので判別は難しいかも?ですが)
とびひ
”とびひ”は感染性があるので、掻いた時に出るジュクジュクしたものが、指やその他のもので他の場所につくと、そこに感染してまた痒くなってどんどん広がるのです。
ご近所や幼稚園、保育園などで他の子供にも感染することも少なくないので要注意です。
あせも
”あせも”は首や脇の下や関節などに汗が溜まって菌が繁殖したりして痒くなるものです。
感染性がなくても、かゆいところを搔きすぎると皮膚が破れてまた菌が入る事になりますのでかゆいところは出来るだけ清潔にしましょう。
赤ちゃんのあせもととびひの予防は?
とびひ
①手洗い
”とびひ”の予防はインフルエンザのように手洗いが重要です。ジュクジュクしたものが付いた手でお友達同士が手を繋いだりすると感染しちゃったりします。
ですから指先から手首まで、爪の間や指の間に注意して約1分ぐらい洗いましょう。水道水には塩素が含まれているので流水で流すだけでも菌が死んじゃいます。
②爪切り
爪で皮膚をい傷つけてしまうとそこから感染することがあるので皮膚を傷つけないように短くしておきましょう。
③皮膚を清潔に
手洗いと同じように皮膚全体を清潔にしておかないと感染してしまう事になってしまいます。
あせも
”あせも”の予防はとにかく
・汗をかかない
・汗をかいたらすぐに拭き取る
・マメにシャワーをしてあげて皮膚表面を清潔にする
この予防策は、子供だけではなく自分の子供さん以外にも、ご近所の子供さんになどに触れる機会があるお母さんにも同じように注意が必要です。
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赤ちゃんのあせもととびひになった時の対策は?
とびひ
”とびひ”が出来てしまったら、かゆいところには触れないようにすることが一番です。そのあと、早い発見だと焦ることなく出来るだけ早く病院へ連れて行ってあげてください。
お友達ともしばらくは一緒に遊ばない方がいいですね。
あせも
”あせも”が出来てしまったら、汗をかかないようにしてあげてかゆいところは刺激をしないように清潔を保ってあげてください。涼しいところで過ごせるようにして、沐浴をしましょう。
さいごに
”とびひ”と”あせも”には上記のように違いはありますが、なかなか見極めにくいものです。
小さな子供さんの皮膚に異常があった場合は患部に触れられないように保護して、皮膚科へ相談に行くようにしましょう。素人判断よりも、病院で診てもらい”とびひ”なのか”あせも”なのかを診断してもらった方が安心ですよね。
お母さんが安心した態度でお子さんに接してあげることで気持ちが伝わるのでお子さんも安心して、症状が軽減することもあります。ストレスは伝染するのでイライラせずに赤ちゃんに接することも大事ですよ。