日本プロ野球のマスコットキャラクターまとめ
オープン戦の結果とは裏腹、昨年の首位がドベ・・・・。早くも波乱万丈のプロ野球。子供の日の鯉までが調子のいい広島カープといわれていた時代は終わり、今年も神ってる広島カープ。パリーグは昨年の首位3位までがBクラスと予想外の展開です。そんな球場を楽しませ盛り上げるキャラクター達をまとめてみました。
≪目次≫
セリーグ
ジャビット
読売巨人軍の三代目マスコットキャラクター。
名前はジャイアンツ+ラビット(うさぎ)を組み合わせたもの。
その名の通りウサギがモチーフになっており、いわゆるYGマークをベースにデザインされました。
しかし厳密にはウサギではなく宇宙人という設定で、地球に初めて出会った人間が現在終身名誉監督の長嶋茂雄さんという説もあります。
厳密にはジャビットは長男ジャビィと次男ジャバを指し、背番号(ジャビィが333番、ジャバが555番)で判別できる。
「巨人軍は常に紳士たれ」という故・正力松太郎さんの教えを守り、他のマスコットのように暴走したり羽目を外すことはほとんどない。
シスタージャビット
ジャビットの妹。 本名はビッキー。
面倒見のいい性格だが、パフォーマンスタイムの時、よくライトスタンドの観客にパンツを見せびらかすというおふざけ(?)をよくやらかす。
ドアラ
中日ドラゴンズのマスコットキャラクター。
コアラをモチーフにしたキャラクターで、背番号は1994番。(初登場の年)
年齢はアルコールOK、身長はアジアの頂点cm、体重は圧倒的な存在感kgだそう。 なんのこっちゃ。
因みになぜコアラかというと、初めてコアラが来日したのが本拠地のある名古屋市だから。
本人曰く性格は「引っ込み思案で、無口だがお調子者」ということだが、実際は他人の行動などお構いなしに突っ走りまくるフリーダムなキャラで、中日はもちろん他球団からもいじられまくっている。
シャオロン
中日のもう1人のマスコット。
名前は「小さい(シャオ)龍(ロン)」から。
ドラゴンズということで本来の(?)龍のマスコットとして生み出されたシャオロンですが、キャラの濃いドアラに存在感を食われてしまっている感は否めない。
性別はオスだと思われるが、正確には不明。
つば九郎
東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター。 背番号は2896番(つばくろうの語呂合わせ)。
名前やチーム名からも分かるようにツバメがモチーフだが、よくペンギンに間違われる。
ぽっちゃりとした体形で、そのせいかどうかは知らないが12球団のマスコットの中で唯一ユニフォームを着用していない。
あのドアラをして「自由奔放さでは僕の上を行くヒト」と言わしめるほど、自由奔放かついたずら好きな性格で、本拠地のみならず遠征先でも選手や他のマスコット、挙句にはファンにちょっかいをかけている。
実家は神宮球場の一塁側にあるらしいが、ピンポンダッシュを防ぐため具体的な位置は明かされていない。 どちらかというと彼はピンポンダッシュする方だと思うのだが…。
2008年7月の横浜ベイスターズ(当時)戦でマスコットとしては史上初の、ホームゲームでの通算1,000試合連続出場という快挙を成し遂げた。
トルクーヤ
ヤクルトのもう1人のマスコットキャラクター。
つば九郎の陰に隠れてしまってあまり知られていない、(ある意味)レアなキャラクター。
2014年に引退した燕太郎の後任としてマスコットキャラクターに就任した。
メキシコ出身の覆面レスラーという設定で、ヤクルト入団以前にはメキシコシティの競技場「アレナ・メヒコ」に所属していた。
トラッキー
阪神タイガースのマスコットキャラクター。
その名の通りトラがモチーフ。 背番号は1985番(トラッキー初登場の年)。
好きな食べ物は特上カルビで、好きな言葉は「熱くなれ!」。
本拠地の甲子園球場や京セラドームで応援歌の「六甲おろし」が流れる際にスクリーンのCGアニメとしてラッキーと一緒に登場することもある。
活発でよく動き回り、グラウンドでマスコットとは思えないアクロバティックな動きを披露する。
ラッキー
トラッキーのガールフレンド。(一時期は妹という設定だった)
活発なトラッキーとは対照的におとなしく、かわいらしく動き回る。
漫才におけるツッコミ担当で、トラッキーによくツッコミを入れている。
スラィリー
広島東洋カープのマスコットキャラクター。
よく誤表記されるが「スライリー」ではない。
アメリカの教育番組「セサミストリート」に登場しそうなキャラクターだが、それもそのはずスラィリーはセサミのキャラクターデザインを担当したハリソンエリクソン社がデザインした。
鼻の部分に吹き流しが仕込まれており、これで喜怒哀楽を表現する。
ハッピースラィリー
大量得点や大型連勝などで機嫌がいいときは、体色がピンク色の「ハッピースラィリー」を見ることができる。
DBスターマン
横浜DeNAベイスターズのマスコットキャラクター。
生まれも育ちも横浜のハムスターで、背番号は☆(ワンスター)
身長はボール5個分、体重はボール10個分。 本人はボール5個分まで痩せるのが理想らしい。
顔の模様や背中、肉球に至るまで星尽くし。
趣味はボール集めと食っちゃ寝で、丸いものやおいしいもの、そしてモバゲーが好き。
同じくマスコットのDBキララに片思い中。
DBキララ
ガールフレンド???^^
パリーグ
レオ
埼玉西武ライオンズのマスコットキャラクター。
1978年から活躍しており、2017年現在のマスコットの中では最も古株。
マンガ家の手塚治虫氏が西武線沿線在住だった縁で「ジャングル大帝」の主人公レオがペットマークとなり、同時にマスコットになった。
性格は優等生タイプでサービス精神旺盛だが、妹のライナ(こちらも手塚治虫氏オリジナルデザイン)には甘いようだ。
ちなみにライナは、ドアラに好意があるかのようなリアクションをとっているが、真意のほどは不明。
マーくん
千葉ロッテマリーンズのマスコットキャラクター。 背番号はなし。
カモメがモチーフなのだが、アヒルと間違われることもしばしば。
スタンドでお客さんとコミニュケーションを取る「グリーティング」を初めて行ったキャラクター。
実は生粋のアイドルおたくの一面もあり、ハロプロ(特にモーニング娘。’16)やチーム・負けん気(特にアップアップガールズ(仮))を好きなアーティストに挙げている。
顔の大きさがセールスポイントだが、朝に弱い。
リーンちゃん
マーくんと同じくロッテのマスコットキャラクター。
イチゴが大好きでいちご狩りを趣味にしているが、虫とか変えるとかヘビと寒いところが苦手。
クラッチ
東北楽天ゴールデンイーグルスのマスコットキャラクター。
イヌワシがモチーフで、背番号は10。(楽「天」からか?)
名前の由来は鷲掴みを意味する「クラッチ」から。
食べることが大好きで、食べられるものなら何でも食べる。
クラッチーナ&スイッチ
他にも女の子の「クラッチーナ」やアメリカカリフォルニア州出身の「スイッチ」がいる。
バファローブル
大阪オリックスバファローズのマスコットキャラクター。
名前はバッファロー+ブル(雄牛)から。ブルー(瞳の色とオリックス「ブルーウェーブ」)の意味合いも込められている。
バック店などの激しいアクションはしないが、よくダンスを踊っている。 かつてマルマルモリモリのダンスを踊ったこともある。
他球団とのマスコットとも仲が良く、特にジャビットやドアラとの絡みが多い。
バファローベル
妹にバファローベルがいるが、ベルの方がマスコミで取り上げられるとたいていブルはすねる。
ハリーホーク
福岡ソフトバンクホークスのマスコットキャラクター。
ホークファミリーの7代目で、背番号は100。
ハリーをはじめとするホークファミリーはプロ野球のマスコットとしては多すぎるくらいたくさんいて、血縁関係も全てではないが設定されている。
ハニーホーク
同じくマスコットのハニーホークは、ダンシングチーム「ハニーズ」のチアリーダー。
ダイエー時代はハリーのファンだったが、現在はハリーのガールフレンド。
ブリスキー・ザ・ベアー(B・B)
北海道日本ハムファイターズのマスコットキャラクター。
背番号212番。(本拠地を札幌に移した2004年時点での北海道の市町村数が元ネタ)
灰色のクマがモチーフで、黒い(日曜日にはオレンジになる)モヒカンがトレードマーク。
職業としてのマスコットに強い誇りとプロ意識を持ち、公式ウェブサイトにて持論を展開している。
ちなみに全マスコット一の俊足で、マスコット100メートル競走で優勝したこともある。
彼が書いていた「B・B’sコラム」でマスコットに興味を持ったというファンも多く、「212物語」と称し北海道内の市町村すべてに10年かけて訪問したところからいかに熱心にマスコットという仕事に打ち込んでいるかがわかる。
フレップ&カビー&ポリー
日本ハムのマスコットはほかにも好奇心旺盛なマスコット見習のきつね「フレップ」、B・Bの弟「カビー」、幼馴染で紅一点のエゾリス「ポリー」がいます。
さいごに
球団の想いが詰まっているキャラクター達。今年のペナントレースは始まったばかり。今年も優勝チーム、クライマックスに出場チームはどこになるでしょうね。野球ファンとしてキャラクターと共にしっかりと楽しんで応援していきます!!