要チェック!間違いやすい日本語!あなたは大丈夫??
先日コンビニによったら「正しい日本語の本」を見かけました。
見かけただけで買わなかったんですが、「よく間違われる日本語ってどんなものがあるのかな?」とふと気になったので今回はネットで探した間違いやすい日本語をまとめてみました。
情けは人の為ならず
この言葉は20~30代の方は特によく聞いた言葉ではないでしょうか。言葉だけ聞くと「人に情けをかけるのその人のためにはならないからしてはいけない」という意味にとれそうですが実は間違い。
「情けをかけると人のためではなく、巡り巡って最終的に自分のためになる」というポジティブな意味なんです。
略さず言うと、「情けは人のためにならず、自分のためになる」ということですね。
煮詰まる
会議などで多用される「煮詰まる」という言葉。
「煮詰まる」とは「あと少しで結論が出る」という意味なのですが、よく息詰まると同じ感覚で「結論が出ない」という意味で誤用されるケースが多々見られるようです。 気を付けましょう。
辛党
「甘党」が甘いもの好きの人を指すように、「辛党」も辛い料理が好きな人を指す単語だと思っていませんか?実は辛党は「辛いもの好き」ではなく、「お酒が好きな人」を指す単語なんです。そういうわけなので、間違った意味で「うちの小学生の息子は辛党なんですよ~」なんて言ってしまうと警察沙汰になってしまう可能性がありますので要注意。
確信犯
「確信犯」と聞くと、「悪いことだとを分かったうえで犯罪を犯す人」のイメージが強いようですが、違います。
確信犯とは、「政治的・宗教的信念に基づいて正しいと信じて行う犯罪、あるいはそれを行う人物」を指します。 よく使われる意味とは逆ですね。オウム真理教やイスラム国などのテロからこの言葉が使われ、意味が変化したと考えられます。
役不足
与えられた仕事に対し、謙遜の意味で「私には役不足ですのでちょっと…」と言って上司に説教された経験はありませんか?それもそのはず、役不足は「与えられた役割や責任が自身の能力と比較して軽すぎる」という意味で使われる言葉。
このような場合には「力不足」というのが正しい使い方です。
敷居が高い
敷居が高いと聞くと経済的なハードルが高くて手を出せないという意味ではありません。正しくは「後ろめたくて行きづらい」という意味。 お金があまりない主婦よりも、女の子と遊んだ旦那さんが良く使う言葉ですね。
爆笑
「テレビのお笑い番組を見て1人で爆笑した」この文章は間違って使われているのですが、なぜ間違っているのかみなさん分かりますか?「爆笑する」というのは大人数で笑うという意味で、大声で笑うという意味ではないんですね。
1人で笑う場合は「大笑い」や「高笑い」といった言葉を使うのが正しいです。
取りつく○もない
突然ですが問題です。 上の文章の○に当てはまる漢字1字は何でしょう?
「島」と答えたあなた、正解です。「取り付く島もない」とは、頼りにしてくれる人物がいてくれないことを指します。
よくとりつく「暇」もないと間違われることがありますので注意してください。
すべからく
またまた問題です。
次の2つの文章のうち、正しいのはどれでしょう?
1.最新の新入社員はすべからく長続きしない
2.上司はすべからく社員の意見を取り入れるべきだ
1と答えたあなた、残念ながら不正解です。
「すべからく」という言葉は「須」という字の訓読みからきていて、「~すべきだ」という意味を持ちます。「全て」という意味で誤用しないように。
書き入れ時
商店などで最も売れ上げ成績が良い時期のことを「書き入れ時」と言います。「柿入れ時」は間違い。 収入を帳簿などに記入することが多いため「書き入れ時」と言います。
まとめ
以上、間違いやすい日本語をまとめました。ここで正しい使用法を覚えて、間違った日本語を使って同僚や家族から恥をかかないように気を付けてくださいね。