プレミアムフライデーはいつからスタート?本当に労働者は得するの?
プレミアムフライデーはいつからスタート? 本当に労働者は得するの?
近年の日本では有休がなかなか取りづらく、残業続きなどしょっちゅうでろくに休みが取れないことがもう当たり前のようになっています。
そんな悲しい日本の現状をひっくり返す…かもしれない驚きのキャンペーンが実施されることが分かりました!
プレミアムフライデー…って何?
その一大プロジェクト(?)の名は「プレミアムフライデー」
2017年2月から導入予定です。
どういう内容かと申しますと、2か月に1回程度、毎月最終金曜日は定時よりも仕事を早く終わらせることができるというもの。早く帰ることができた分ショッピングや食事、趣味などにお金や時間を費やしてほしいというのが狙いです。
また飲食店や旅行代理店などでも、プレミアムフライデーにあわせて月末向けのキャンペーンを実施します。
業務が余暇の時間よりも短く、消費が滞り経済がうまく流れないということなので、仕事以外の時間を2か月に1回くらい増やせば、その分いろんなことにお金を使うので経済が改善するということで現在企業やサラリーマンの間でも話題になっています。
経済的な面だけではなく、余暇の時間が増えるので精神的にも余裕ができ、その日はいつもよりも長い時間ガス抜きできるのもいいですね。
2か月1回程度、それも最終金曜日限定ですが帰宅時間が早まるというアイデアで少しでも日本経済と労働環境が改善されればいいのですが…
実はデメリットも?
日本を変えるのではないか?と巷で話題になっているプレミアムフライデーですが、やはり否定的な意見も少なからず存在します。
月末は15時退社 特別な週末に 経産省「プレミアムフライデー」実施へ(フジサンケイビジネスアイ) https://t.co/bAGkCtovno
月末月初がどれだけ多忙か知っていての提案だとしたら正気を疑うてしまう、絶対終わらずサービス残業扱いで給料が減る未来しか見えぬ
— 二階堂盛義 (@nikaidoow) 2016年10月18日
ご存知の通り、日本の残業時間の長さや有休取得率の低さは先進国の中でもトップクラス。下記の記事内での統計グラフを見ても明らか。
日本は世界的にみても残業の多い国である。男性正社員の1日の残業時間を比べると、日本の数値は韓国の倍、フランスの3倍にもなる。これは雇用者が回答したデータなので、サービス残業の存在を考えると実際はもっと多い可能性が高い。ハフィントンポスト日本版
これは私の経験ですが、半日だけではショッピング、レストランで食事、映画鑑賞、その他娯楽のうちせいぜい1つか2つくらいしか楽しめないと思います。
旅行に関しても、近くをぶらぶら散歩するだけならまだしも、お昼過ぎにどこか遠い観光地とかに出かけるというのはちょっと無理があるような気がします。
やはり仕事のない中で自分のやりたいことを心行くまで楽しむには十分な日数が必要だと思いますね。
しかし日本では残業は減るどころか増える一方で、休暇も取りづらい空気になっているのが現状。
仕事の少ない特別な1日を作るよりも、アメリカやフランスのように有給休暇を堂々ととれる制度や取り組みを作れば数日間の旅行にも行けますし、それこそガス抜きになるのではないでしょうか?
まとめ
まあ各々によって期待と不安が入り混じっている「プレミアムフライデー」ですが、導入によって日本の社会は果たしてどう変わるのでしょうか?
非正規雇用は時間給だから手当は減るし経済効果に貢献できないよ!
学校も午前中で終わるのでしょうか?3時といえばまだ六時間目の授業中ですよ。誰のためのどういう意味の制度なのか全く意味が分からないのは私だけでしょうか?
素人考えだからわかりませんがもっと深いところで将来の日本のためになるのでしょうか?
世間の声は迷走状態です。
そうはいっても「プレミアムフライデー」は、来年2月から導入される予定です。有給休暇もとれないのに・・・・。
どうなるのか見届けたいですね。