糖尿病の初期症状をチェック!怖い合併症になりたくない!

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すぐに症状が現れない忍び寄る恐怖を感じる糖尿病。糖尿病に限らず早期発見、早期治療が大切ですが初期症状がわかりにくいので気になるポイントをチェック。合併症の恐ろしさを知って早期の発見・治療の大切さを感じてください。

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糖尿病の初期症状は?

糖尿病とは血液中のブドウ糖の濃度が高くなる病気です。インスリンと呼ばれる血糖値を下げるホルモンの分泌異常などが原因で発病します。

糖尿病は初期症状がわかりにくく、自覚しにくい病気です。このため、検査でわかった時には病気が進行していることがよくあります。

では、糖尿病の初期症状には具体的にどのような症状があるのでしょうか?

・口の異常な乾き
・短期間の大幅な体重減少
・倦怠感
・多尿・頻尿
・食後の強い眠気
・手足の冷え

どれも季節を疑ったり、単なる疲れと思ってしまうような症状ばかりですよね。しかし、これら症状が複合的に表れるようでしたら注意が必要でしょう。

目で見てわかる初期症状

糖尿病の初期症状として最も警戒すべき症状。それは尿の泡立ちです。トイレで尿を出した時、水面に泡が立ちますが、すぐに破裂し消えていきますよね。

糖尿病の場合、この泡がいつまでも消えません。ビールの泡のようとも例えられることがあります。これは糖尿病によって腎臓機能が低下。十分なろ過ができず、尿にたんぱく質などの成分が漏れ出すために起こります。

この症状は病気が進行していることを表しています。もし心当たりがあるようでしたら、早急に検査を受けることをおすすめします。

糖尿病と合併症

合併症というのは、何かの病気にかかっているときにその病に関連して起こってしまう別の病気のことです。さまざまな病気において合併症が起こり得るのですが、中でも糖尿病の合併症には注意しておきたいものです。

糖尿病の急性合併症

糖尿病の急性合併症としてまず挙げられるのが、糖尿病ケトアシドーシスです。インスリンが不足することによって、体に異常が起こってしまう合併症です。高血糖の症状や消化器系の症状、脱水症状などが起こります。糖尿病ケトアシドーシスだと疑われるときには、すぐに病院へ行きましょう。

また、高浸透圧高血糖症候群という合併症もあります。高血糖に伴ってみられる症状で、高齢者の方に多く見られます。意識障害や多飲、多尿、倦怠感などが起こるようになります。昏睡状態になってしまう可能性もありますので、高浸透圧高血糖症候群が疑わしいときにもすぐに病院へ行くようにしましょう。

そして、糖尿病の急性合併症としてさまざまな感染症が起こる可能性もあります。免疫機能が低下してしまうため、膀胱炎などの尿路感染症、風邪やインフルエンザなどの呼吸器系感染症、嘔吐や下痢などの消化器感染症、骨髄炎や壊疽などの軟部組織・皮膚感染症といったものが起こりやすくなります。

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糖尿病の3大合併症

糖尿病には3大合併症と呼ばれるものがあります。

◆糖尿病性神経障害

◆糖尿病性網膜症

◆糖尿病性腎症

糖尿病性神経障害では、高血糖によって血行が悪くなり、神経障害が起こってしまいます。手足のしびれといったところから始まり、悪化すると壊疽、最悪の場合には切断という可能性も出てきます。

糖尿病性網膜症では、血行障害から眼底の血管がつまってしまいます。これによって、視力の低下、最悪の場合には失明してしまう可能性もあります。中途失明の多くが糖尿病によるものと言われています。

糖尿病性腎症では、高血糖によって腎臓での血液のろ過ができなくなります。腎臓のフィルターがつまってしまうので、うまく機能しなくなってしまうのです。これが悪化すると、よく見聞きする人工透析が必要になるのです。

まとめ

糖尿病というのは初期の自覚症状というものがほとんどありません。そのため、糖尿病だと気づかないままに進行してしまい、糖尿病の3大合併症を引き起こしてしまうというケースも非常に多いのです。糖尿病は早期発見早期治療が重要になってきますので、少しでも疑わしいなと思ったら病院へ行きましょう。

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