卒業式で袴を着る場合の準備と髪型について

中学校や高校では制服があり、卒業式も制服で出席したという人が大多数の日本ですが、大学は自由な服装が許されており、卒業式では何を着ようか迷う場合もあります。大学の卒業式は人生で一度の晴れ舞台ということも多く、男性はネクタイにスーツ姿が定番ですが、女性は袴姿に憧れを持つ人が沢山います。

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袴はレンタル

一般的には、成人式のために振り袖を親から買ってもらったという人でも、袴は持っているというケースは少ないものです。ですので、一式レンタルしたりすることが多いものです。沢山お店があるような都会は良いのですが、地方の大学などで着物のレンタル店が少ないようなところでは、借りる人や日程が集中して品薄になってしまうことがあります。卒業式で着る服装が決まったら、早めに着物のレンタル店などをチェックして、自分の好みの着物や袴の色・柄を確保しておくと良いです。

小物もレンタル

また、着物を着るときに忘れてはならないのが、小物です。いわゆる鞄や草履、足袋や着物用の下着のことです。これらはレンタル店によっては貸出しているところもありますので、持っていない場合は相談してみると良いです。ただ、足袋や下着など直接肌に触れるものは、ほぼ買取となります。雪が降るような寒冷地では、草履も寒冷地仕様のものが売られています。これは、雪など足元の悪いところを歩いても足先が濡れないよう、足先に透明のカバーが付けられているものです。寒冷地に元々住んでいる場合は知っていることですが、暖かい地方から来た人には馴染みがありませんので、友人などと情報交換すると良いです。

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着付けの予約は美容院

着物や袴の用意が整いましたら、当日着付けをしてくれる美容室を決めます。着付けが自分でできる、あるいは親ができるという場合は大体どこの美容室でも構いませんが、着付けが必要な場合には美容室が限られてきます。レンタル店と同じように、美容室も日程・時間帯が同じところに集中しますので、混み合うことが予想されます。自宅近くや大学近くなど、行きたいところが決まっていたら、早めに予約を入れるのが賢い方法です。また、当日は大勢のお客さんで混み合い、美容室のスタッフも多忙となります。このため、予め自分がなりたい髪型は決めておくのが良いです。自分の髪の長さやスタイルによっては難しいこともありますので、自信が無い場合には事前に相談しておくと当日髪型で悩まなくて良いので、スムーズです。また、自分のなりたい髪型や着物に合わせて、付けたい髪飾りも持参することをお勧めします。

まとめ

とにかく日程が重なる場合が多いので早め早めの予約が必要です。着物より着付けが簡単なので動画で挑戦してみてもいいですね。髪型も編み込みをマスターして生花で飾れば自分でできます。予約が理想ですが万が一のためにいろんな想定も必要かも?です。万全の準備で臨んでください。晴れの舞台が楽しみですね。

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