ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー徹底解剖!キャスト・ロボ・おもちゃ

ウルトラマンや仮面ライダーと並び、日本を代表する特撮ドラマであるスーパー戦隊。

色とりどりのスーツに身を包んだヒーローたちが、チームワークを駆使して悪と戦ったり、巨大な敵に対してはかっこいい合体ロボに搭乗したりと、趣向を凝らした様々なストーリーや仕掛けで我々を楽しませてきました。
そして今年2025年は、記念すべきシリーズ1作目「秘密戦隊ゴレンジャー」が放送開始さ
れスーパー戦隊シリーズが始まって50周年という記念すべき年。そんなアニバーサリーイヤーに登場する、49番目のスーパー戦隊がついに発表されました。

その新たな戦隊の名は「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」タイトルの時点ですでに今までの戦隊とはひと味違う感じですが、一体どんな戦隊なのでしょうか?

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50周年の新戦隊は獣モチーフ!

まずは、新戦隊ゴジュウジャーのモチーフについて語りたいと思います。

ゴジュウジャーは初期メンバーが5人という王道パターンで、ゴジュウウルフ(レッド)、ゴジュウレオン(ブルー)、ゴジュウティラノ(イエロー)、ゴジュウイーグル(グリーン)、ゴジュウユニコーン(ブラック)という構成。
赤・青・黄・緑・黒という組み合わせは、ブンブンジャーともコラボしたシリーズ32作目「炎神戦隊ゴーオンジャー」以来となる。

ゴジュウウルフ

まず戦隊の顔であるレッドは、ゴジュウウルフ。 その名の通りオオカミがモチーフの戦士です。
オオカミモチーフの戦隊ヒーローは何度か登場していますが、レッドのモチーフに採用されるのは戦隊50年の歴史の中でゴジュウウルフが初となります。

ゴジュウレオン

続いてこちらも定番の色であるブルー、ゴジュウレオン。
こちらはライオンがモチーフで、百獣の王というだけあってカラーを問わず良く採用されるモチーフです。 ちなみにライオンモチーフのブルーはゴーオンジャーのゴーオンブルー以来となる。

ゴジュウティラノ

続いてはイエロー、ゴジュウティラノです。 その名の通り恐竜の王様ティラノサウルスがモチーフ。
ティラノモチーフのヒーローは何度も登場してますが、そのすべてが恐竜系戦隊のレッド。
動物系戦隊の一員、しかもレッドではないメンバーがティラノモチーフなのは初。
それから、イエローで“恐竜”がモチーフの戦士自体も初めてとなります。(「爆竜戦隊アバレンジャー」のアバレイエローは翼竜モチーフなのでノーカン)

ゴジュウイーグル

続いてはグリーンの戦士であるゴジュウイーグル。 その名の通り鷲がモチーフ。
鳥モチーフの戦隊ヒーローも多いですが、戦隊グリーンに採用されるのはシリーズ22作目「星獣戦隊ギンガマン」のギンガグリーン以来。(厳密にはパートナー星獣がモチーフなのでちょっと違うが)また、非公式ですが鳥人戦隊ジェットマンの漫画版「鳥人戦隊ジェットマン 時をかけて」という作品では同じく鷲モチーフの戦隊グリーン「グリーンイーグル」が登場しました。
ちなみにメンバーにグリーンがいるのは、同じく45周年記念作である「魔進戦隊キラメイジャー」のキラメイグリーン以来5年ぶり。もし男性グリーンだった場合は、44作目「騎士竜戦隊リュウソウジャー」のリュウソウグリーン以来6年ぶりかつ令和戦隊では初となります。
グリーンはゴレンジャーにも登場したおなじみの色で、それが長らく登場していなかったので久しぶりに登場したと知り私としてはすごく嬉しいです。

ゴジュウユニコーン

そして5人目、ゴジュウユニコーンは、その名の通りユニコーンがモチーフのブラックの戦士。
ユニコーンは様々な作品でよく採用される人気のモチーフですが、戦隊ヒーローでは初。
そして特筆すべき点として、ゴジュウユニコーンはレギュラーメンバーとしては初の女性ブラックである点が挙げられます。
2年前の王様戦隊キングオージャーの最終決戦で、死者の国から一時的によみがえったイロキがハチオージャーに変身、シリーズ初の女性ブラックが登場したと一時期話題になりましたが、今回のゴジュウジャーで満を持してレギュラーの女性ブラックが登場します。

ゴジュウジャーというだけあって現生・古代・幻獣問わずあらゆるジャンルの獣をモチーフにしているという、動物系戦隊のなかでも際立ってバラエティ豊かな戦隊となっています。
動物は乗り物と並びスーパー戦隊によく採用される人気のモチーフですが、たいていは現生動物だけとか恐竜だけっていうパターンなので珍しい。
それぞれのパーソナルカラーに黒のバイザー、そして金のレリーフをあしらったデザインは、かつて放送された特撮ドラマであるリュウケンドーやグランセイザーに似てるという声も見られました。(このネタ通じる人いるのかな…?)

6人目の追加戦士のカラー

それからかなり先の話になるんですが、今や戦隊シリーズでは定番になりつつある6人目の追加戦士のカラーについてもここでちょっと予想しておこうと思います。
ゴジュウジャーの6人目の戦士なんですが、個人的にはシルバーが来ると予想しています。
シルバーは追加戦士の定番の色だし、初期メンバーのスーツやマスクに金色が使われているので、被らないように銀が来るんじゃないかというのが私の読みです。
それから、ゼンカイジャー以来毎作採用されている紫(バイオレット)も来るんじゃないかとも思ってます。(ただ追加戦士枠だとブンバイオレットと被っちゃいますが…)

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戦隊メンバーでナンバーワン争奪戦!?

そんな感じにバラエティ豊かな動物をモチーフにしたゴジュウジャーですが、50周年というだけあってただの動物戦隊ではありません!なんとゴジュウジャーのメンバーは共に戦う仲間であると同時に、ナンバーワンの座を争うライバルでもあるんです!
ゴジュウジャーの5人はセンタイリングと呼ばれるアイテムの争奪戦に参加、敵怪人だけでなくメンバー同士でも戦うという前代未聞の戦隊となっています。
タイトルの「ナンバーワン戦隊」も、5人でお互いに頂点を競い合うという意味だったということです。
戦隊メンバーの仲がギスギスしていたり特訓のために戦ったりする戦隊はいたものの、まさか戦隊間でセンタイリングを巡って本気のバトルが勃発するなんて夢にも思いませんでした。

その敵怪人の方も、あらゆる分野でナンバーワンを極めた「ナンバーワン怪人」なるものが登場することが明かされており、そのナンバーワン怪人と毎週ナンバーワン対決を行うことになりそうです。
更に彼ら以外にも、歴代戦隊レッドの力を持つライバルもいるようで…?
敵怪人だけでなく戦隊同士でも戦い合うというコンセプトは斬新で面白そうですが、一方でヒーロー同士が争い合う絵は好きじゃないという人も少なからずいるので、この戦隊が視聴者に受けるかどうかは未知数と言えそうだし、結構好みが分かれる作品になりそうな気がします。

変身アイテムは武器でもあり、ロボでもある!?

続いては、ゴジュウジャーが使用する変身アイテムについて。

テガソード

ゴジュウジャーの変身アイテムは、その名も「テガソード」。
テガソードはその名の通り巨大な手と県が合体した変身アイテムで、ゴジュウジャー共通の武器でもあります。
変身アイテムと武器の両方を兼ねているアイテムは幾度となく登場してきました(2年前のオージャカリバーとか)が、このテガソードにはもう1つ驚きの機能があります。

それは、なんとテガソード単独で巨大ロボに変形することができるんです!
変身アイテム兼武器かと思いきや、まさかの本作における巨大ロボ枠という驚きのアイテムとなっております。 これはギミックがどうなってるのか気になるな…
そしてこのロボ、メンバーそれぞれの形態にフォームチェンジすることができ、メンバーごとの巨大ロボ5体が揃い踏みというとんでもないことも絵面にもなります。

そんなわけで変身アイテム兼武器兼巨大ロボのテガソード、玩具化したらこれらのギミックがすごく面白そうで今から発売が楽しみです。

歴代戦隊の力を宿した指輪!?

さて、先ほどからちょいちょい話に出ているセンタイリング。 ここではそれについてわかっている範囲で書いていこうと思います。
と言ってもまだ今回が初情報解禁なので詳しいことはまだ分かりません。センタイリングはその名の通り歴代戦隊レッドとそのメカが描かれた指輪で、ゴジュウジャーのメンバーはとある目的のためにこのセンタイリングを集めるためにお互い戦います。

おそらくこのセンタイリングが本作におけるコレクションアイテムになるようで、彼らが使用するテガソードとの連動機能もありそうです。名前からしてこれまでのレジェンド戦隊系のアイテム(レンジャーキー、センタイギア及びアバタロウギア)と同じような系統のアイテムのようですが、これが一体どういうアイテムなのか、どのような経緯で生み出され全部集めると何が起こるのか、気になることも多いです。
こちらのセンタイリングの劇中における活躍や玩具展開もどうなるのか楽しみです。

脚本家はまさかのあの大先生の娘

最後に、多くの人が気になるであろう脚本家の話題について。
ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーのメインライターは、井上亜樹子さん。
井上という苗字でピンと来た人も多いかもしれませんが、彼女は井上敏樹大先生の娘。
井上敏樹さんといえば、主に平成仮面ライダーシリーズで活躍する脚本家。 最近ではシリーズ46作目「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」でその手腕をいかんなく発揮しました。更にその敏樹さんの父で亜樹子さんの祖父にあたる伊上勝さんも、初代仮面ライダーをはじめ昭和ライダーシリーズを手掛けたという、まさに親子3代で東映特撮に携わる脚本家一家なんですね。

脚本家になる前は「鐘弘亜樹」というペンネームで「仮面ライダーディケイド」や「ふたりはプリキュア」の小説版などを執筆していた経験もあります。そういった縁もあり、今月新作が放送されることでも話題の「魔法つかいプリキュア」に、鐘弘亜樹名義でサブライターに参加したこともあります。

また亜樹子さんといえば、長谷川圭一さんや内田裕基さんと共に仮面ライダーガッチャードの脚本を担当したことでも記憶に新しい。ガッチャードにおける主な担当回はマジェード初変身回「りんねの夜明け! 変身・マジェード!」やみんなのトラウマとして悪名高い「ホッパー1とたからもの」など。

もちろん、メインライター且つスーパー戦隊シリーズの脚本を担当するのはゴジュウジャーが初となります。またこれに伴い、ライダー・戦隊・プリキュアの3作品で脚本を書いたことのある脚本家の1人となりました。ガッチャードでは視聴者を絶望のどん底に叩きおとす会を世に送り出しましたし、ヒーロー同士が戦うという世界観も相まってゴジュウジャーもこんな感じでトラウマ回が量産されるんじゃないかとファンの間では早くも不穏な空気が漂っています。
父敏樹さんもドンブラでやべー回をコンプラの厳しい令和だろうとお構いなしで送り出してましたし。

親子3代の脚本家一家に生まれた井上亜樹子さんが描く新たなスーパー戦隊に期待です!

さいごに

「5人揃って、ゴレンジャー!」 この一言で、スーパー戦隊の歴史は幕を開けました。
それから半世紀もの間、時代が変わるごとに様々なヒーロー像を見せ我々を楽しませてきました。
そして50周年の節目を迎えた今年、スーパー戦隊は新たな転換期を迎えます!

シリーズ50周年を迎えた記念作「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」は、
2025年2月16日(日)朝9時30分テレビ朝日系列にて放送開始!

最強(ナンバーワン)は5人もいらねえ!

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