観光列車「花嫁のれん」は予約?特徴や運行時間等まとめ
旅行のシーズン到来です
花嫁のれんは、北陸の伝統芸能である輪島塗や加賀友禅をイメージした豪華観光列車。
「和と美のおもてなし」をコンセプトとし、車両全体で北陸の美しさと奥ゆかしさを楽しむことができます。
花嫁のれんとは
花嫁のれんとは、読んで字のごとく花嫁がくぐるのれんです。加賀藩の能登・加賀・越中で始まったとされます。幕末から明治時代から伝わる婚礼の風習の一つ。嫁入りの時に嫁ぎ先の仏間に実家から送られたのれんが掛けられて花嫁がくぐります。加賀友禅の手法を用いたものが絹を使用したものが多くそのまま着物にできそうです^^
いつの時代も嫁ぐ娘の幸せを祈る親の気持ちは変わらないですね。豪華絢爛なのれんをくぐり幸せをかみしめていた花嫁さんの姿が思い浮かびます。
花嫁のれんの予約
花嫁のれんは全2両編成で、1号車は定員24名、2号車は定員28名の合計52名が定員となっています。
なお、花嫁のれんは全車指定席の特急列車(普通車)なので、乗車するためには乗車券と指定席特急券が必要となります。※「花嫁のれん」への乗車には、別途指定席特急券の購入が必要です。
WEB限定国内旅行ツアー
特別お食事券はご利用4日前までのご購入になります。
花嫁のれん車内
1号室にはそれぞれコンセプトの異なる8つの半個室(桜梅の間、撫子の間、扇絵の間、鉄線の間、菊の間、笹の間、錦秋の間、青の間)があり、それぞれの部屋ならではの風情を楽しむことができます。
エントランスは伝統的な図柄と金沢金箔を用いた和のデザインで統一。 伝統工芸作品も展示されています。
2号室には日ごとに異なる様々なイベント「楽市楽座」が行われるイベントスペースを設置。
金沢以北の様々な市町村が毎週土日曜日に伝統芸能の披露や特産品の試食会などが行われます。
近いもので言うと、3月25~26日には、石川県羽咋市(はくいし)の観光PRが行われます。
運転区間&時刻表
この花嫁のれんは、石川県の金沢駅と和倉温泉駅をの間の区間を往復します。 途中羽咋駅と七尾駅に停車します。
時刻
金沢→和倉温泉が10:15発と14:15発
和倉温泉→金沢が12:07発と16:30発
所要時間は約1時間20分で往復それぞれ2便ずつ運行しています。
運転日
こちらは月ごとに運行日数が異なるのですが、毎月金、土、日曜日は確実に運行しています。
車内でお食事
別途料金で豪華お弁当!また花嫁のれんはお食事も充実しています。
加賀屋総料理長監修の和軽食セット
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世界的パティシエ辻井博啓さんの「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」提供のオリジナルスイーツ、能登の酒造メーカー宗玄酒造の純米吟醸などが楽しめます。
奥能登 珠洲の蔵元 宗玄酒造宗玄 純米吟醸 1800ミリ
ただし、これらの食事を楽しむためには、乗車券などとは別途料金で「花嫁のれん食事券」を購入する必要がありますのでご注意ください。
購入は各地の主な旅行会社、みどりの窓口(JR西日本、四国、九州)、びゅうプラザ(JR東日本)にて。
JR西日本では電話予約サービスでも購入可能。(クレジットカードでの決済可能な方のみ)
さいごに
東北の美しい和の伝統芸能をイメージした電車に揺られながら優雅に旅する観光烈車「花嫁のれん号」。
毎日運行しているわけではなく、しかも定員は全52名なので競争率は高めですが、興味のある方はぜひ乗車してみてください。
公式サイト「花嫁のれん」