平成29年のセンター試験に「妖怪ウォッチ」が登場!?
今日1月14日は、受験生にとってこれからの将来を決める大事な「センター試験」の日です。
大寒波到来で受験生の方は大変な週末でお疲れさまでした。
やりきったという人やケアレスミスをした人など悲喜こもごもあると思いますが、今回平成29年のセンター試験の問題がネットで話題になっているという話。興味津々です!
妖怪ウォッチ、まさかの試験問題デビュー
話題になっているその問題は日本史Aの問4。
4つの写真の妖怪の特徴に関連した文章の組み合わせで正しいものを選ぶという問題だが、上の2つはかの有名な水木しげる先生の描く新ぬらりひょんと新ぬりかべなのですが、下の2つはムダヅカイとロボニャン。
そう、小学生を中心に一大ブームを巻き起こした妖怪が登場(引用元:ライブドアニュース)したのです!
しかもその写真の下には『妖怪ウォッチ全妖怪大百科』から抜粋した説明文までついているという徹底ぶり。
いくら妖怪に関連する問題とはいえ、あの妖怪ウォッチから持ってこなくても・・・。
センター試験が妖怪ウォッチを題材にした問題を出すというまさかの珍事件(?)が起こったわけですが、この問題が目に飛び込んできた瞬間、受験生たちは心の中で驚き、ひそかにクスッと笑った人たちが続出したことでしょう…。
過去にはこんな問題も
今回のセンター試験の問題に妖怪ウォッチが登場し話題を集めましたが、今回の珍問は今年度に限ったことではありません。
まるでDAIGO語録です(引用元:http://gigazine.net/news)
2015年1月17日に行われた試験の国語の現代文の問題の題材となったのが佐々木敦さん著の『未知との遭遇』(筑摩書房)という本なのですが、この本の中で「ツイッター」やそれに関連するネットスラングに関する説明文が出たこともあります。
具体的に言うと、
自分で調べたらわかりそうなのに(ツイッターで)他人に質問すると→
ggrks(ググれカスと読む。 要は自分で調べろという意味)
ツイッターでも、ちょっとしたつぶやきに対し「これこれはご存知ですか?」というリプライ(返信)を飛ばしてくる→クソリプ
明らかに意識的にパクっている→パクツイ(「ツイ-ト」を「パク」ること)
といった感じでツイッターをやっている人なら100%反応しかねない説明文ばかりでTL(タイムライン)はちょっとした騒ぎとなりました。
著者の佐々木さんもこれには驚いたようで、「そもそも俺が正解できるのか?」とツイートしていました。
あー、とも、ああ、とも関係ないのですが、今日のセンター試験で、僕の『未知との遭遇』(筑摩書房、2011年)から出題されたって植松マンが教えてくれました。どんな設問だったんだろ。なんだか申し訳ないですね。そもそも俺が正解できるのかという、、
— 佐々木敦 (@sasakiatsushi) 2015年1月17日
1つ思ったのですが、パソコンもスマホも封印して受験勉強に励んでいる受験生が、唐突に自分にとって縁もゆかりもないツイッターに関する問題を出されても分からないと思うんですよね…。
この問題だけは、逆に勉強よりもツイートを頑張っていた生徒の方が有利になったかもしれませんね。
さいごに
以上、私たちの時代では考えられない斬新な問題が出題されているという話題でした。
ここまでセンター試験の問題が大幅に進化(?)していることを考えると、時代とともに問題の傾向も若者向けにシフトしていると考えてもよさそうです。
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桜咲くみなさんのご健闘をお祈りいたします。
話は変わりますが、このセンター試験時期の悪天候・・・どうにかならないですかね?狙ったように大雪です。私の時ももちろん交通機関の遅れがあり開始時間は相当ずれ込みました。年に一度降るか降らないかの地域なのに・・・・・。人生の試練が受験時から与えられるようです。