山の日に登りたい!富士登山のルートやシーズンまとめ
突然ですが、みなさんは海派と山派のどちらですか?
私はどちらかというと海派なのですが、今回は山派向けに富士登山のもろもろについて語っていきたいと思います。
山の日(8月11日)とかに登山の予定を立てている方は特に、参考になれば幸いです。
富士登山シーズンはいつ?
登山といえば夏のイメージが強いですが、それもそのはず富士登山ができるのは夏~秋の始まりあたりまで。
今年は7月10日(吉田ルートのみ7月1日)から9月10日まで登山ができます。
今年から導入された国民の祝日「山の日」にたくさん登山する人が多いことが予想されますのでそこも踏まえてスケジュール調整をしましょう。
登山ルートは全部で4つ
一言に富士登山といっても、実は登山ルートは4種類あります。
吉田ルート
吉田ルートは、去年の登山数が最も多かった人気のルートです。
距離は比較的短めで、平坦な道が多く登山道にたくさん山小屋が設置されているため登りやすいコースになっています。
ご来光は5合目以上ならどこでも見られるのも魅力的。 神秘的なご来光を眺めながら山道を登るのもまた風情があっていいかもしれないですね。
須走ルート
須走ルートは4ルートの中で2番目に長いルートです。
7合目から樹林帯までは比較的緩やかですが、8合目からは岩場になり少し難易度が増します。
それでも登山道はあまり混雑せず、合目ごとに山小屋があるので比較的難易度は低いほうですね。
もちろん1合目からもスタート(富士吉田の北口本宮浅見神社の吉田口登山道から)できますので、自信のある方はぜひチャレンジしてみてください。
御殿場ルート
御殿場ルートは全体的に難易度が高め。
距離が最も長く、砂利の道で足場が悪いため上りにくく、山小屋が少なく7合目には設置されていないのである程度登山に慣れていないと厳しいかもしれませんね。
しかし難易度が高いせいか去年の登山者数は最下位で、ほとんど混雑しないルートでご来光はどこでも見られるのは利点かもしれませんね。
富士宮ルート
富士宮ルートはスタート地点の標高が高く、距離も所要時間も短いコースです。
岩場が多いため上るのはちょっと大変かもしれませんが、距離は短く合目ごとに山小屋が設置されているため富士登山初心者におすすめのコースですね。
ご来光は稜線から上がるように見ることができます。
どれも5合目がスタート地点なのですが、ルートによって距離や登山道が大きく異なるので自分の登山レベルと相談しながらルートを決めましょう。
出発前に気象情報をチェック!
山の天気は変わりやすいとよく言いますが、富士山の場合は山麓、5合目、山頂は天気や気温の変化が激しく、夏は落雷が発生しやすいという報告もあります。
そのため、出発前は必ず気象情報をチェックし、急に天気が変わっても対応できるように雨具や防寒着を用意しておきましょう。
また、ご存知のように富士山は活火山で、いつ噴火するともしれない可能性を常に秘めています。
8月1日現在噴火警戒レベルは1なのですが、自身と同じように予測が難しいためいつ噴火するかわかりません。
常に気象庁などで噴火情報をチェックし、噴火に備えてヘルメット、マスク、ゴーグルを持っていきましょう。
最後に
以上、富士登山のルートや気象などの注意事項をまとめてみました。
今年富士登山に出掛けようと計画している方は、ぜひこれらの情報をもとにスケジュールを立ててみてください。