夏休みの宿題で一番嫌いだった読書感想文!大人になったら書きたくなった。

ほん

読書感想文

夏休みの一番いや~~~な宿題??
大嫌いじゃなかったですか?

強制的に書かされる感想文って
苦痛以外の何物でもなかった。

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海賊と呼ばれた男

2013に本屋大賞に選ばれた作品。
コミック漫画が発売されていて少し読み始めたら
夢中になり
製本された方が読みたくなり
一気に読破!

実在していた方の偉人伝とでも
いいましょうか・・・・。

もう亡くなられているので
お逢いすることはできませんが
読んでいて血が騒ぐのが
押さえられませんでした。
 
自分の儲け・利益だけではなく
社員や家族、そして祖国日本の
行く末だけを考えて生きた男。

熱い生き様に
感動した。
明治維新の吉田松陰が
重なった。

己の利より
視野を広く持ち日本の為に
生きる。
志を持つ。
夢ではなく志。

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戦争で命を落とした方々の
おかげで
今は平和に暮らすことができている。
決して当たり前ではない。

【石油】の世界が
ここまでいろんな国を巻き込み
存亡を左右していたとは
この物語を読むまで
全く知らなかった。

石油で戦争が始まったようなもの。
石油が世界を狂わせた。
資源というのは地球からの
贈り物である。

みんなが感謝して
使えば争いなど起こらぬはずだが、
いつの時代も
一人占めし、自分さえよければいいという
賤しい人があらわれるのも事実だ。

人間の欲深さが
石油やお金に乗り移り
悪魔のような化けものになっていく。

21世紀になっても紛争が止まない。
戦後に生きている私たちが
平和の為に何かできる事はないだろうか?

命をかけて残してくれた平和を
無駄にはしたくない。

二人の妻

前妻と後妻。
二人ともだまって国岡の支えとなり
内助の功を貫いた。

昔は子供が産めない場合
妾を持つ事さえも許された。

【嫁して3年子無きは去れ】
と言われた時代。

12年連れ添った前妻との間には
子宝に恵まれなかった。
そして妻の方から離縁を申し出たのである。

どうしても跡取りが欲しかった。
その本当の心を察しての妻の愛だった。

後妻はすべてを知った上で
嫁いできた。

待望の男の子は一人だったが
念願の跡継ぎが生まれたことを
素直に喜んだ。

店主と呼ばれた
国岡は戦前戦後
あらゆる誘惑や利権にまどわされることなく
人の為、世の為に生きた。

石油にこのような物語があったとは
びっくりである。
日本人の心意気を見た。

読んだ後はとてもすがすがしい気持ちが
ずっと心の中に残っていた。

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