一宮神社とはどんな神社?全国の一覧を見て巡り御朱印を集めたい!

写真最近、横浜の友達が地方に出かけて
神社の歴史やお参りの仕方を教えてるの!ってメールが来た。

私の住んでる近くにもその神社があるんだって?
へぇ~~知らなかった。
数十年も生きてるのにまったくひっそりしてる
無名の神社だった。

友達がい言うには「一宮神社だからね!」

は?
一宮神社って神戸?とか?
三宮って聞くし、、、、友達は大笑い!

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一宮ってことを調べてみた。
おもしろいね。歴史があってそれぞれの神社に
物語があるんですね。

さっそく地元の一宮に出かけてみました。


一宮神社とはどんな神社のこと?

一宮神社っていう神社の名前かと思ったら位を表す言葉だったの。
一宮がもちろん一番偉くて、二宮 三宮って続いてる。

一宮(いちのみや)とは、神社の社格を示す格式のひとつ。

昔は、各地域を一つの「国(くに)」と呼んでいて、
その各国の中で最も格式の高い神社のことを、
「一宮」と呼んでいました。

古代、大和勢力が天皇を中心とする中央政権国家をつくるまで
各地の国造(くにのみやつこ)などの地方豪族が統治。

歴史によく出てくる有名な大化改新(645年)によって大和朝廷は、
中央官吏を地方に派遣し直轄の統治を目指したのです。
今の地方自治のような感じですね。
県知事を置くというイメージです。

朝廷は地方に、単位だった「国」ごとに国府を定め、
国司(県知事に近い)を派遣して
徴税や軍事、治安にあたらせます。
この「国」という呼び名は
現代で言うところの「○○県」と同じような意味合いです。

旧の呼び名というのは
薩摩、土佐 越後 豊前 讃岐 出雲などです。
今の県がちょうど2~3分割されたイメージです。

今風ではその県で一番格式が高い神社と表現することが出来ます。
もちろん その時代の「国」と今の「県」では、
その呼び名の違いだけでなく地域も大きく違いがあります。

だから現在の「県」とは合致しませんが、
考え方としては、非常に近いものがあります。

昔で言う「国」に一つ 一番格式のある神社が
一宮神社 ということです。
例外的に国に二つの一宮が存在する事もあります。
たとえば伊勢では
椿大神社(つばきおおかみやしろ)と都波岐(つばき)神社、

越後では弥彦(やひこ・いやひこ)神社と居多(こた)神社。
陸奥、隠岐、豊後、筑前などの国には二つの一の宮があります。

地域によっては、一宮に継ぐ社格として、
二宮(にのみや)三宮(さんのみや)と続き
中には、五宮、六の宮まで続く地域もあります。

この社格制度は、平安時代の後期に成立したと言われています。
その時代に、各国には、国司(こくし)と呼ばれる行政官が、
中央政府より派遣されていました。

階級は
守(かみ)、介(すけ)、掾(じょう)、目(さかん)の四つの階級。

その中央から来た国司は、自分が派遣されている国において
最初に参拝する神社というものが定められておりました。
国司がその国にある神社に巡拝することも仕事としてとても重要なもの。。

その順番が国が定めたものではなく、それぞれの国で由緒があり、
その地域に住む民の信仰が厚いと思われる順でした。
各国の国司が最初に参拝する神社として、
優先的に定められてきたのが、「一宮」の始まりです。

つまり都知事や県知事が最初にお参りするお寺。
昔で言うと中央の偉い人の代わりが地方に来て最初に参拝。
つまり天皇の代わりの人がお参りするという意味でも
とらえられていたようです。

もちろん伊勢神宮や出雲大社なども有名な一宮ですよね。

各国の一宮とは、その国(地域)の総鎮守ともいわれ
平安時代から既に、その社格が認められている以上、
歴史の深い神社であることが証明されているようなものです。
当然、由緒、格式の高い神社が示されていることになります。

ただ実際には、
それがいつ、どこで、誰が、どのように、
誰によって定められたものなのか、
まったくその詳細はわかっておりません。、
神社の社格制度としては、大変わかりにくい一面もあります。

一宮という社格制度には、それ自体をはっきりと残す書物などがありません。

ですが
現在の山口県防府市にある玉祖神社(周防一宮)の神社紹介では

「一之宮」という言葉が文献上に初めて
表されたのは、この玉祖神社であり、
今昔物語集「今ハ昔。周防ノ国ノ
一ノ宮ニ玉祖ノ大明神ト申ス神在マス」

とあるのが挙げられ、一之宮について
語られる時、必ずといっていいほど
引かれる例である。

なお、一宮制度が平安期に始まっているため、
北海道や東北方面や沖縄(琉球)など
一部、地域的に一宮の存在が認められない地域なども
あるようです。

この場合などは、新たに創設された「新一宮」という社格を用いているそうです。
これは、
旧来の一宮の神社が結成した「全国一の宮会」によって制定されました。

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一宮神社とは全国にあるから一覧が見たい!

一宮神社を巡るツアーっていうのもあるし
四国の八十八か所めぐりと似ているよね。
数があると ついついもれなく制覇したくなるのが人の常。

全国の一宮神社の情報を一覧にしてくださってるサイトを見つけました。

日本諸国の一之宮一覧表

神社人 日本全国一宮神社

それからまずどこでもいいので一か所
一宮神社に行くと、境内に全国一宮マップっていう
地図を無料で配布されています。
(全国ではなく東日本、西日本にわかれている場合もあります)

大きな地図になっており全国の一宮神社の所在地が
一目で見渡せます。

有料ではありますが 一宮神社の歴史本なども
販売されています。

お近くの一宮神社のを探してぜひ参拝されてみてくださいね。

遠方からお出かけの際は必ず調べてから!

社務所の開いている時間というのは、神社によって違います。
早朝7時過ぎから開いているところもあれば、
お昼前にならないと開かない神社もあります。

職員が来たら開ける神社もあれば
(近くの家から通われてることもあるので)
全員参加で朝の拝礼が終わらないと開けない神社もあるからです。

社務所は、17:00か、17:30まで開けている神社が多いのです。
16:00前に閉める一宮もあるようですね。
16:00頃には内門が閉鎖されて、拝殿に入れなくなる神社は多いですよ

それから季節によって時間が変動する神社が多く
日が短くなる秋ごろから閉鎖する時間が早くなる神社が大半です。

観光客・参拝客の多い神社の場合、
やはり早い時間から社務所を開けるようですね。

全国の神社の気になる口コミはこちら【楽天たびノート】

氏神様に参拝するのは願い事ではなく感謝をあらわしましょうね。
常に見守っていただいている、こうして生かしていただいている
感謝の念を祈ることが大切です。

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ただその前にもっと大事なこと
私たちの根っこの部分に当たるご先祖様の事!

ご先祖様を供養することです。
まずご先祖様を供養をしないと氏神信仰は無意味とさえ言われています。
つながってるんですね~。

ご先祖様→産土(うぶすな)神社→氏神様→各地域一宮神社
→伊勢神宮→天照大神(アマテラスオオミカミ)
→天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)と
いう氣線(スピリチュアル用語⇒魂のつながり)が張られ
つながっていると言われてます。

だから まずはご先祖様と自分をつなぐ
氣線(目には見えない不思議なパワー)を
ちゃんとと詰まることなく通しておくことが
一番大事らしいです。

ということはご先祖様に
「こうして健やかに生かしていただいてありがとうございます」と
供養すると元来の氏神信仰が意味を為すことになりますね。

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一宮神社とは朱印帳がいただけるの?神社とお寺とは違う?

今は四国巡りで有名ご朱印帳。
まるでラジオ体操のスタンプ(印鑑)カードみたいなものですよね。
このご朱印帳、神社とお寺で分けたほうがいいってのか?って
悩まれる方も多いようです。

答えはどちらでもいいようです。
神様はおおらかですね!

ただ稀に格式のある寺社ではお寺と神社が混ざったものは
受け付けないところもあるそうです。

元来のご朱印帳の意味は
写経をおさめた証としてお寺よりいただいた受付印が
現在のご朱印に繋がります。
現在でもご朱印帳が納経帖や納経印ともいわれています。

お寺のお坊さんや神社の神職につかえる方の
押印と墨書きをいただくのが一般的です。
実際にはその場で書いて頂ける場合と
すでに書かれている状態でいただき
後日、自分の朱印帳に貼るという形もあります。

有名な観光がメインの寺や
大きな神社を訪れる方のなかには、
観光地でもらえる記念スタンプと同じように
とらえる方もいらっしゃいます。

本来の意味を理解し
ご朱印が尊いものであることと とらえましょう。

社寺それぞれに異なる独特な御朱印は、
お守りやお札と同様にご神体やご本尊の分身になります。
神棚や仏壇に保管される方も少なくありません。
お守りお札と同様、決して粗末に扱わないように心がけましょう。

御朱印をいただく際はメモ帳やスタンプ帳などでは
とても失礼にあたります。

忘れた旨を伝えると専用の用紙に
書いてくださることがありますので申し出てみましょう。
墨書きや押印がにじんだり 裏写りしないご朱印帳に
書いていただくようにしたいですね。

最近ではオリジナルのご朱印帳を用意している社寺もあります。
ご朱印巡りがより楽しくなるよう各々の社寺が可愛いデザインや
カッコイイデザイン、ご当地ゆるキャラを登場させたりと
工夫されたご朱印帳も販売されているようです。

ご朱印は各社寺の神仏とご縁を結んできた証です。
長年、積み重ねてきた思い出と共に尊き人生修行の証。

もしも、お参りされた方がお亡くなりになった際には
棺に一緒に入れてあげることで、
極楽浄土へ導かれるとの言い伝えがあります。

またお参りされたご本人以外が亡くなられた際に
差し上げる方のお優しい気持ちが伝わり
未来永劫
神仏にお守りいただけると云われています。

そのときがくるまでずっとずっと大切に保管してくださいね。

私は四月生まれなので桜が大好き!
桜で有名な平野神社の御朱印帳は桜模様だそうです。
「桜 御朱印帳」で検索してみました。

【メール便可】御朱印帳(遠山しだれ桜 京都西陣金襴 蛇腹式 神社&お寺 )
ちょうど春にお出かけするときにいいですね。

それから縁結びと言えば出雲大社

寺社もハイテク化しネット通販もあるので
まずお気に入りのご朱印帳を見つけてから
旅を始めるのもいいですね。

大好きなお仲間とお参りされるのも楽しい。

長い人生を共にしたパートナーとゆっくり巡られても深い旅。
そして一人、自分を見つめながらの旅も格別です。

人生のお共にぜひお気に入りの御朱印帳を見つけて
旅を続けてくださいね。

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まとめ

よく外国の方から日本人は信仰心がないという
言われることが多いけど。

こうやって調べると日本人も
神様やご先祖様と共に生きてきたという証が
古来からたくさんありますよね。

八百万(やおよろず)の神が守ってくださることを
感じることができるのが
お参りした時の熱いインスピレーションだと思う。

氣の澄んだ神社やお寺を参拝すると
言い表せない心のざわつきを感じることがある。
オカルトなどという浮ついた意味ではなく
本当に心が洗われると実感できる感覚。

心があわただしく忙しい日々に追いまくられてる時こそ
自分との対話ができる社寺に足を運んでみては?

若いころは願い事や縁結びなど軽い気持ちで
自分の事ばかりの為に訪れていたような気がする。

今も少なからず、願望を少ないお賽銭で祈ってしまう。
氣のせいか 
一宮神社の参拝を初めていい事ばかりが続いている。
もちろん家族にも友達にも!

祈る。
自分の為、そして誰かの為に祈る。

人生も折り返し地点。
自分をじっくりと見つめたい。
何のために生まれてきたのか?

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