ユリゴコロって何?5年ぶりに映画化主演決定!ユリの心だから吉高由里子?

朝焼け

吉高由里子さんが5年ぶりに映画の主演です。私はNHKの朝の連ドラでの吉高さんが大好きなのですが、今回の映画ではまったくイメージが違いますね。
朝の連ドラ「花子とアン」では戦時中の敵国語にもかかわらず貧しい糧に生まれながら英語を極めた芯のある爽やかな女性でした。その吉高さんが初の殺人者の役なのです。ほんわかして癒し系のイメージの女優さんなので意外性がありますね。演技がとても楽しみです。

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ユリゴコロって何?

ユリって人の名前の心ってこと?と思いました。しかも主演が吉高由里子さんなのでその「ゆりこ」かとも?本のタイトルです。
大藪春彦賞を受賞し本屋大賞にもノミネートされた沼田まほかるさんの同名の小説「ユリゴコロ」の映画化です。

ミステリーファンには絶大な人気があり沼田作品は年末ミステリーランキングは軒並みトップ10入り。アメリカを始め中国、香港、台湾でも翻訳出版されています。

本屋大賞とは

新刊書を扱う全国の書店員が、もっとも客に薦めたいと思う小説を投票で選ぶ文学賞。投票資格をもつのは、アルバイトを含む現役の書店員のみ。第1回は平成16年(2004)。

受賞作一覧
平成16年(2004)「博士の愛した数式」小川洋子
平成17年(2005)「夜のピクニック」恩田陸
平成18年(2006)「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」リリー・フランキー
平成19年(2007)「一瞬の風になれ」佐藤多佳子
平成20年(2008)「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎
平成21年(2009)「告白」湊かなえ
平成22年(2010)「天地明察」冲方丁(うぶかたとう)
平成23年(2011)「謎解きはディナーのあとで」東川篤哉
平成24年(2012)「舟を編む」三浦しをん
平成25年(2013)「海賊とよばれた男」百田(ひゃくた)尚樹
平成26年(2014)「村上海賊の娘」和田竜(りょう)
平成27年(2015)「鹿の王」上橋菜穂子コトバンク>デジタル大辞泉

「ユリゴコロ」は本屋大賞ではノミネートですが本屋さんが選ぶ人気作品だけ受賞作品を改めて眺めてもいつもはずれが無いです。「海賊と呼ばれた男たち」は小説も漫画も一気に読んでしまいました。

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小説内のユリゴコロ

小説の題名になっているユリゴコロ。主人公が持っていたミルク飲み人形の名前が「ユリコ」です。
もう1人の自分の心・・悪魔のささやきに近い存在が「ユリゴコロ」。誰の心にも潜んでいるのかもしれませんね。

著者の沼田まほかる

1948年年生まれ主婦であり僧侶。50代に初めて書いた「九月が永遠に続けば」第5回ホラーサスペンス大賞を受賞。

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吉高由里子が5年ぶりに映画主演

女優人生初の殺人者の役と言う事でご本人も映画のオフィシャルサイトで「今回の役は非常に貴重な体験です」とコメントをされています。大胆かつ繊細な演技が期待される美紗子役。

熊澤尚人監督や吉高さんは「共感を得られない難しい役」とおっしゃっています。確かに聞くだけで背筋が凍ります。ただ人生の中でその過程に至ってしまった何か出来事や生活が描かれてるのでしょうか?

人を傷つけること
肯定できる事ではないのです。ただ正義やきれい事だけでは片づけられない人間の心の闇があります。人間は弱い生き物だから自分に問いかけられる映画になりそうです。

さいごに

同名小説があるのであらすじなどあまり書きすぎるとネタばれになるのでやめておきますね。
映画の公開は2017年9月公開予定です。私は吉高さんの演技は朝ドラしか知らず「花子とアン」が終わった時点で他の作品もと思い検索してみました。

その時ヒットしたのが第130回芥川龍之介賞を受賞「蛇のピアス」。この作品も同名小説が話題になって映画化されていましたがタイトルが気持ち悪く読みませんでした。内容知らずに先入観なしにレンタルして見ました。。意味がわからず後味が悪かったです。今回の役どころを聞いてそのときの感情を思い出しました。

サスペンス自体ドキドキハラハラなので個人の趣味もありますが、興味というか見たい気持ちはまだ一割ぐらいです。他の配役次第では見るかも???ですが、今のところはあらすじだけでお腹いっぱい・・・・・。

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