道下美里さんリオパラマラソン!かわいい笑顔で銀メダル獲得!伴走者も気になる!

女子マラソン

盲目のランナー・ブラインドランナーと言われる道下美里(みさと)さんが39歳にしてリオのパラリンピックに出場します。追記9/18:銀メダル獲得おめでとうございます。

視覚障害の女子マラソンはリオから初めて正式種目に取り入れられ見事出場権利を獲得しました。

私が道下さんを初めて見たのは美里さんが生まれた故郷山口県、この車のTVコマシャールでした。

衝撃でした。車のサポートのコマーシャルですが走っている道下美里さんにくぎ付けで涙が止まりませんでした。
なぜだかわかりません。私も練習嫌いのなんちゃってランナーなんですが走る姿を見て震えが止まりませんでしたね。
目が見えないのに縄を頼りに走るって???すぐに名前を調べていました。その道下さんがパラリンピック出場!最高です。

マラソンって人生そのものっていうけど本当にドラマがあります。道下さんの笑顔がリオで最高に輝いてほしいです。

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道下美里さんってどんな人?

【追記】9/18 リオパラリンピックの銀メダル獲得おめでとうございます。
生放送で応援したかったけどどこの局も放映なしで悲しかった。あさイチで取り上げられたりメディアに出てたのにな~
雄姿が見たかった。でも本当に本当におめでとうございました。そしてお疲れ様でした。ぜひ東京も走ってくださいね。

笑顔が素敵でかわいい道下美里さんはとても40歳前には見えません^^

簡単なプロフィール

名前:道下美里(みちした みさと)
   旧姓:中野
生年月日:1977年1月19日の39歳
出身地:山口県下関市
現在:福岡県太宰府市在住(結婚後)
身長:144cm
所属:三井住友海上火災保険株式会社(アスリート採用)
障害:全盲
障害クラス:T12

眼の病気が発症

道下さんは生まれつき盲目ではなく小学4年生のある日突然目が見えなくなる病気になりました。日本人3万人に1人という
「膠様滴状(こうようてきじょう)角膜ジストロフィー」
角膜にアミロイドという物質が溜まって角膜の機能が低下する病気です。

そのため中学2年生の時には右目の視力を失います。その後高校、短大を卒業しました。
料理で周りの人を幸せにしたいという夢を持ち調理師の免許を取得しましたが、25歳でとうとう左目も見えなくなりやむなく働いていた飲食店をやめました。

ブラインドランナー道下美里選手の誕生まで

「生きている意味が全く見いだせなかった」

25歳で失明したショックはあまりにも大きくしばらくの間は将来を悲観して過ごしていたました
そんな時お母様の中野千代子さんが職業訓練を目的に盲学校への入学を勧めたのです。

そしてある日の体育の授業でグラウンドを思いっきり風を切って走った。久しぶりの感覚。
音だけを頼りに全速力で走る。最高に気持ちいい!そのときの体育授業を行った安田祐司教諭との出会いがのちのマラソンにつながるご縁となっていきます。

道下美里さんの走力

陸上競技がとても得意だったわけではない。小学校の持久走大会では最下位が多かったそうです。
お姉さまの三谷喜代美さんがマラソンを始めた当時を振り返り「200m走ってはぁはぁ~言いよったのにね~」とインタビューで笑い飛ばしていました。

私もマラソンを始めたときは小学校のトラック一周が息切れしましたね。だからどれだけ道下さんが練習したのかはよくわかります。

「目が不自由でも自由に走れる」生きている実感をつかんだ瞬間ですね。

道下美里さんの出場記録

2004年:全国障碍者スポーツ大会(埼玉)
    60mと800mの部門は大会新で優勝。

2006年:ジャパンパラリンピックに出場(岡山)
    800mと1500mに出場、日本新記録で優勝

2007年:IBSA世界選手権(ブラジル)
    1500mに出場するも5位に終わり世界の壁を痛感。

このころは自分の限界を感じて陸上をやめることも考え始めました。

フルマラソンとの出会い

世界選手権では身体の大きい選手と中距離走や短距離走を争うことに絶望感を抱いてしまい、大好きだった陸上を本気でやめようとしばらくふさぎこむ日々が続きました。

引きこもり状態にもなり体重も増え続け、ほんの気晴らしにダイエットも兼ねてジョギングもどきを始めたのが再び外の世界へ目を向けるきっかけになりました。
徐々に走ることがまた好きになり始めた。そして走ることの楽しさを教えてくれた盲学校時代の安田先生にも今後のことを相談したのです。

道下選手の性格も知り尽くし粘り強い走りを見て144cmの小柄な身体でも長距離なら勝負できるのではないかとフルマラソンを勧めた。伴走者とともに走るフルマラソン。

2008年地元の下関海峡マラソンに出場し完走(ちなみに私も走りました^^)が契機となりフルマラソンで世界を狙うことが目標となりました。

一般道で走る不安は想像を絶するものがありますが、逆に沿道の皆さんの温かい応援がとても力になったそうです。
(うんうん・・・わかります。応援って本当に力になるんですよ)

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練習に練習を重ね

2013年 大阪国際マラソンに出場し、3時間9分55秒。
2013年12月防府読売マラソン(山口)で3時間6分32秒(世界ランク1位)を記録しました。
防府読売マラソンは誰でも申し込めば出場できるわけではなくエリート大会です。4時間以内の完走記録を持つ人でないと参加ができません。本当にすごいです。

その後も練習に練習を重ね自己ベストを2時間59分21秒というサブ3を2014年の防府読売マラソンで達成。
※サブ3・・・サブスリー:3時間以内に完走いうマラソン用語、あこがれです。サブ4とか

自己ベストを引っ提げて世界への挑戦が始まります!

リオのパラリンピックが目標

奇しくもブラジルの大会で陸上をあきらめようとした道下美里さんが再び目指すのはブラジルのリオパラリンピック。運命ですね。

2015年4月26日IPCマラソン世界選手権 ロンドン大会の視覚障碍者部門では3時間03分26秒で見事に銅メダル獲得でリオ・パラリンピックのへの出場切符をつかみました。

道下さんの想い

生きるのがつらいと思っていた自分が今は誰かに勇気を与えることができたり・・・走ることができてうれしい。
「生きていてよかった」と思える・・・。と満面の笑顔でメディアのインタビューに答えていらっしゃいます。

目が見えないから走ることは一人ではできません。
「支えてくれる人の存在がとても大きい」と常に感謝の気持ちでいっぱいの道下さん。
2014年にはレースの伴走はもとより練習のサポートをする「チーム道下」が生まれました。給水や送迎などを手伝うのである。

当初は50人ぐらいのチームだったが今では100を超える大所帯。管理栄養士や薬剤師の資格を持つ方やスポーツトレーナーなど多くの分野の人も加わっています。練習はもっぱら福岡市内を中心に約10人が交代で行います。テレビの撮影などはよく大濠公園の練習風景が映っていますね。

道下選手は強運の持ち主

このたびのリオパラリンピックへの参加は努力や記録だけでは無理だったのです。

実はパラリンピックの視覚障害者マラソンは男子だけでした。種目採用されるには最低4か国の参加が必要なのです。
このリオパラリンピックから正式種目決定したそうです。6月というとてもいいタイミングで決定しました。

ブラインドランナー道下美里さんの伴走者

目が見えないので伴走者が必ず必要となります。道下さんと伴走者は一メートル以内のガイドロープを握り一緒に走ります。リオパラの本番では伴走者が2人まで認められます。二人の場合は10,20,30km、いずれかの地点で事前に申告して交代となります。

リオパラの伴走者は 堀内規生(35)さん青山由佳(30)さん。もちろんお二人の伴走者とはとても強い信頼関係で結ばれています。特に女性伴走者を探していた道下さんは昨秋から日本盲人マラソン協会スカウトで見つかった青山さんと息がぴったり。
「私の見え方を世の中で一番知ってくださる方」と100%の信頼を寄せていらっしゃいます。

リオパラリンピックのレース日程

道下美里さんの10年越しの夢です。女子マラソンの決勝レースのスタートは
9月18日(日曜) 9:00 (日本時間:9月18日(日曜) 21:00)

日本時間の日曜日の21時だから応援しやすい時間ですね。ライブでの中継があるといいのですが・・・
パラリンピックではマラソンのメダルがほしいですね^^

まとめ

「マラソンは人生のようだ」とよく言われる。
障がいがあるのにすごい!という方もいるだろうが一人のランナーとして走ることへの真摯な姿勢がすごいと思う。
42.195キロって本当に長いんです。途中でどれだけやめようと思うか・・・私もよく言われます「きついのにわざわざなんで走るの?」って

私と道下さんを比べたらとても失礼なのですが自分との闘いですね。走るのもやめるのも自分次第。走る途中は自分に甘い心も出てくるし・・・。

でもこの道下さんの記録をみていると生半可な練習ではなかったはずです。心から尊敬します。応援しています。

道下さんは「重圧よりも楽しみのほうが強いです」とにこやかです。
シドニーオリンピックで楽しそうに走って金メダルを取ったQちゃんこと高橋尚子さんを思い出しました。お二人の笑顔が大好きです。

仲間への感謝のために「金メダル」

9月3日の朝、福岡空港で家族やたくさんのチームメンバーに見送られてからリオへ向かいました。

楽しんできてくださいね。テレビの前で大声で応援しています。

≪参考文献≫
日本盲人マラソン協会HPより

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